日本のビール大手企業が海外のビール会社を買い漁っている。先日のニュースでアサヒビールの買収ニュースがこちらです。
国内ビール大手のアサヒグループホールディングス(GHD)は10日、英SABミラーを買収する世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ、ベルギー)との間で、欧州ビール4社を買収することで合意したと発表した。アサヒは同日、独占交渉権を取得。2016年下期に買収手続きを完了する予定。取得額は25億5000万ユーロ(約3297億円)。
買収するのは、いずれもSABミラーが保有するイタリアのペローニ、オランダのグロールシュ、英国のミーンタイムのメーカー3社と、ペローニなどのビールを輸入販売する英国のミラーブランズ(UK)。また、ビール3ブランドの知的財産権も含まれる。
グローバル戦略の一環として言えば聞こえが良いかもしれないけど、大手ビール会社も日本国内ではシェアを伸ばせないのが本音ではないでしょうか。
私みたいなビール会社経営初心者には、企業の本音はわかりません。私が分かることは買収しようとしている会社のビールが美味しいかどうかです(笑)
今回はアサヒビールが買収を考えているビール会社は本当に買いなのか、ビールの味から考えをまとめてみました。
アサヒビールが買おうとしているビールは旨いのか?
アサヒビールが買おうとしているビール企業が、イタリアの「ペローニ」、オランダの「グロールシュ」、英国の「ミーンタイム」です。
この3つの中でも私が飲んだことあるビールが2つ。
ペローニとグロールシュです。
間違いなく、どちらのビールも美味しいです!
日本のビール市場が小さくなっている中で、日本の大手ビール会社から販売されているビールとは一味ちがうビールです。この2種類のビールを日本の市場に夏に販売すれば、売れる気がします。
どちらのビールもクソ暑い日本の夏に、ガンガンに冷やして飲んだら最高に旨いビールです。
夏限定で、どうでしょうか、アサヒさん。
もちろんアサヒブランドにして、夏限定販売でもいいと思いますし。
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大手ビール会社の今後
今回はアサヒでしたが、キリンもサントリーも海外のビール企業を買収したり、出資したりしています。
世界のビール市場に投資することで、シェアを獲得するのがビジネスモデルなんでしょうか。それとも超高品質で誰からも愛されるビールを作ることがビジネスでしょうか。
どちらにせよ、飲んでくれる人が多ければ多いほど儲かるビジネスをしていることは間違いないので、世界に進出することで知名度を高めたい?ってことですかね。
なんだかビール企業も難しい問題にぶち当たっている感じがします。
さいごに
私は個人的にビールを造りたいと思っています。美味しいと言ってもらえて、飲んでいる人が笑ってくれていれば良いという考えなので趣味程度ですが。
私の愛読書ですが、日本で造ったら違法なので微妙な本です。