中国の雲南省で飲んだスタウト。今回は中国本土のビール会社、広東藍帯集団より販売されているブルーダイヤモンド・スタウトを買ってみました。
中国のスタウトはどうなんでしょう?日本の大手ビール会社でもヨーロッパ系のスタウトには勝てないと個人的に思っています。中国国内でシェアを取れれば、かなりの数のビールが売れることは間違いないでしょうが、日本と同じアジア圏の中国人の全員がスタウトを好んで飲むとは思えません。
同じアジアの国として美味しいスタウトを造ることを応援しますが、正直なところ中国製のスタウトには期待ができません。中華料理にスタウトがマッチするとも思えませんし。
ブルーダイヤモンド以外の広東藍帯集団のビールたち
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ブルーダイヤモンド・スタウト(Blue Diamong Stout)
中国のビールはカッコいいラベルに出会うことがありません。中国の漢字文化からお洒落なラベルを作ることは難しそうなので、中国ビールは輸出には向いていないと思います。
色
ポーター系のボディーに泡立ちは良いけど、すぐに消えてしまいます。スタウトのような漆黒な黒ボディーではありません。
香り
コーヒーを煎っている時のような甘い香りが漂います。
味
あれっ、コーヒー?
ビールではなく炭酸のコーヒーを飲んでるような感じです。うまいともまずいとも評価がしにくいビールです。アルコール度数は4.5パーセント。
スタウトと商品名がついていますが、スタウトらしさはまったくありません。ヨーロッパ系のスタウトを期待して飲むと期待外れに終わります。
その他のスタウトたち
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価格
中国のスーパーで、日本円で70円ほど。
日本では販売されていません(2016年時点)
さいごに
コーヒー味のビールなんて作る必要はありません!正直、コーヒーを飲んだほうがコストパフォマンスを含めて有意義な時間を過ごせると思います。
★★☆☆☆:コーヒー飲んだほうが良い