「どうして黒を飲みたくなる?」
私の周りの人に黒ビールを飲めない人がいて、一緒に飲みに行くと必ず「なぜ黒?」と言われます。黒が嫌いな人には、黒独特のローストされた苦味が嫌みたいですが、黒好きな人には「ローストされた味が最高なんですよ!」といつも言いますが理解されません(笑)
今回はドイツの新興醸造所であるカンバより販売されているクラフトビール、ダーク・サイドを買ってみました。
ドイツの黒は癖がなく、黄金色のビールのように飲めるのが多いので、黒が苦手な人には、最初の1歩になる黒ビールが多いです。さてダーク・サイドはどうでしょうか。
ダーク・サイド以外のカンバビールたち
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参考カンバの公式サイトはこちらです。(外部サイト・ドイツ語版のみ)
ダーク サイド(Dark Side)
ラベルから黒ビールであることがひと目で分かるようになっています。樽は関係あるのでしょうか?分かりませんが、手間を惜しまずかけたアピールをした黒ビールなのでしょう。
色
漆黒のボディにフワフワの泡が立ち上がりますがすぐに消えてしまいます。発泡酒のようなシルエットをした黒ビールです。
香り
ローストされた麦の香がほんのりと広がります。
味
美味しいです。
ローストされた麦の味が心地よく口の中で開いて、しっかりとビールのコクが味わえます。しっかりとした味わいが広がるので黒が苦手な人には口に合わない黒ビールかもしれません。
ダーク・サイド以外の黒ビールたち
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価格
日本では販売がされていないようです(2017年時点)
海外のスーパーで350ミリのボトルが550円ほど。
さいごに
ドイツビールで濃い黒ビールは珍しい気がします。今回のダーク・サイドはドイツの黒ビールの中でも味が濃いので黒好きな人には満足感が得られるビールだと思います。黒が苦手な人は敬遠したほうが良さそうです。
★★★☆☆:濃い黒ビール