東南アジアで暑い毎日を過ごしていると味が薄い、言葉悪く言うと発泡酒のようなビールが口に合うし、欧米人も日本人も好んで味の薄い東南アジアのビールを楽しんでいます。
でもやっぱりビールは濃いのが好き!
って人には東南アジアのビールでは物足りなくて、ヨーロッパの濃いビールを飲みたくなると思います。私もそのうちの一人です。
「ヨーロッパのビールといえば?」真っ先に思いつくのがドイツという人もいるのではないでしょうか?ドイツを旅した時に出会ったビールは数知れず、未だに見たことがないビールとかも眠っています。まずドイツの国土の広さもあるし、地域の地ビールが一般家庭を改築したようなバーで飲むことができる。ビール文化が圧倒的に日本とは違います。
今回はドイツ・ハンブルグで生まれた表面醗酵のビールダックステインを買ってみました。ダックステインは16世紀にこの世の中で飲まれていた歴史の古いビールです。
参考ダックステインの公式サイトはこちらです(外部サイト・英語版のみ)
ダックステイン(duckstein)
瓶の形も変わっていて、古めかしい瓶の形をしているからビールではないみたいです。昭和の薫りが漂うビールボトルです。
色
色は煉瓦色をしていて黒ビールとも言えないし、普通のビールとも言えない中途半端なビールの色です。ハーフアンドハーフにした時のような色です。
香り
開けた瞬間キャラメルっぽい香りが漂い、ローストされた感じの香りも広がります。
味
喉越しがかなりいいです!ヨーロッパのビールの中では強めの炭酸を感じることができて、そのあとでローストされた麦の心地よい味が残ります。炭酸が強いので東南アジアの暑い気候の中で飲むのもマッチしているビールです。
ダックステイン以外のダークブラウン系のビールたち
参考白ビールなのに黒「ヘフヴァイス・ダンケル」は珍しいドイツビール。
参考ハーフ&ハーフ好きにはドイツのカイザードリーム「ケラー」がお薦め
価格
東南アジアのデパートで500ミリのボトルが日本円では450円。
日本では販売がされていません(2016年時点)
さいごに
ヨーロッパのビールで炭酸が強いビールは珍しいです。弱めの炭酸で味を濃くしたビールをゆっくり飲むのがヨーロッパのスタイルだと思っていましたが、今回のダックステインで私の常識が覆りました。
★★★☆☆:東南アジアで飲んでもマッチ