スコットランドのクラフトビールの定番といえばブリュードックと言っても間違いないでしょう。それほど日本でもよく見かけるビールに成長したと思います。
今回はブリュードックシリーズの中でもグレープフルーツを使ったIPA(インディアン・ペールエール)であるエルビス・ジュースを買ってみました。
なんとなくブリュードックは男性ファンが多いイメージがあります。女性ファンを増やそうとしている商品ですかね?
エルビス・ジュースは、もともと柑橘系の香りと味わいを感じさせるIPAが世の中に多い中で、あえてグレープフルーツを強調して造られたビールです。ホップの苦味が嫌いと思っている人をIPAファンに変えてくれる、フルーティで飲みやすく造っているのではないかと思います。
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参考エルビス・ジュースの公式サイトはこちらです。(外部サイト・英語版のみ)
エルビス ジュース(Elvis Juice)
今回のエルビス・ジュースの商品名が気になったので調べてみたのですが、”エルビス”は人の名前に使われるようです。ウェブで”エルビス”を検索してもエルビス・プレスビーしか出てきません。ブリュードック醸造所にエルビス・プレスビーのファンがいたのかもしれません。
色
レンガ色のボディに粗目の泡が立ち上がります。泡がすぐに消えてしまいますが美味しそうなビールのボディをしています。
香り
ホップの苦味とグレープフルーツのような柑橘系のフルーティーな香りが広がります。
味
美味しい!全く嫌味のないフルーティーな口あたりにホップの苦味が軽やかに残ります。ガブ飲みもできますし、ゆっくり時間をかけて飲むこともできるビールです。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが550円ほど。
さいごに
かなりグレープフルーツのフルーティさを感じ、ホップの苦味が軽いので女性にもお薦めできるIPAであることは間違いありません。ブリュードックの女性ファンもこころが踊ったことでしょう!
★★★★☆:軽やかでお薦めIPA
2020年1月追記:今では日本では販売されていない(輸入されていない)ビールのようです。