アメリカ・サンディエゴにあるモダン・タイムスと呼ばれる醸造所。また私の中では新しいアメリカのクラフトビールに出会いました。
モダン・タイムスの創業者たちは、アメリカ国内で既に有名な醸造所から独立を目指すメンバーが集って作られたスペシャルチームのようです。人物の名前を言われても分からないのですが、アメリカ国内のクラフト市場を賑わしている悪魔のロゴが特徴のストーンからも参加しています。
方向性が違うから自分達のビールを造ろうなんて感じなんでしょうか?私はIT業界で働いているのですが、ソフトウェアやゲームを作っているエンジニアの人のような考え方です。
今回はスペシャルチームで造られているビール会社モダン・タイムスより販売されているブーミング・ローラーズを買ってみました。
これまであまり気にしていなかったのですが、IBUという単位をご存知でしょうか。これは苦味を表す単位で100に近ければ近いほど苦味が強いことを意味します。
75です。
苦いビールが好きな人は即買いのビールなのではないでしょうか。
モダン・タイムス ブーミング・ローラーズ(Modern Times Booming Rollers)
非常にシンプルなデザインをした缶です。少しアメリカの古き良き時代のデザインを感じませんか。
色
少し濁りある黄金色のボディにフワフワの泡が立ち上がります。
香り
ナチュラルなホップと柑橘系のフルーティーな香りが交わっています。
味
とにかくナチュラル、美味しいです。
スムーズな口あたりの後にフワリとホップの苦味が口の中に広がります。全く嫌味のない苦味なのですごく飲みやすく、ガブ飲みしてしまうIPAです。苦味の数値が高いビールだったので苦くパンチが効いたIPAかと思いましたが、意外と飲みやすいタイプです。
価格
日本では販売がされていないようです(2017年8月時点)
タイのミッケラーで500ミリの缶が800円ほど。
さいごに
アメリカのクラフトIPAを飲むと東南アジアのラガー系のビールがめちゃくちゃ薄いビールに感じてしまいます。贅沢しすぎなのかもしれません(笑)
★★★★☆:ガブ飲みしたくなるIPA