世界のカールスバーグの工場があるマレーシア。マレーシアではカールスバーグがマレーシア国内で販売するためのビールを造っていました。
そのひとつが今回のロイヤル・スタウトと呼ばれる黒ビールです。東南アジアのビール市場では黒ビールが国内ビールとして売られていません。私の知っている限りではラオスのビアラオ・ダークくらいです。
「暑い国で苦いスタウトを飲む」あまりそんな気持ちにはなりません。やはり暑い日には冷えたピルスナー系が好まれて飲まれています。エアコンが
効いた部屋でゆっくりとスタウトを飲むのはお薦めですが。
3つのモルトを使ってリッチに仕上げたスタウトであることが記載されています。コーヒーやカラメルのような味わいが期待できるとも書いてあるので、苦いスタウトなんですかね。
関連記事世界4位「カールスバーグ」誰もが認める美味しさのデンマークビール
関連記事「カールスバーグ・スペシャル」アルコール度数が高く刺激的なビール
参考カールスバーグの公式サイトはこちら(外部サイト)
ロイヤル スタウト(Royal Stout)
缶の色からして濃いスタウトを期待していしまいます。黒の缶はやはり存在感があって、重厚感があるデザインですね。
色
漆黒のボディにふんわりとした泡が立ち上がります。
香り
かなりビターで苦そうな香り、後味はフルーティーを感じさせる甘い香りがコラボしています。
味
かなり苦いスタウトです。
スタウトというよりもポーター系の味に近く、深いローストされた麦の旨味を楽しむことができます。東南アジアには珍しい、ビールだけで楽しめるスタウトです。
価格
日本では販売がされていないようです(2017年時点)
海外のコンビニで350ミリの缶が270円ほど。
さいごに
苦いスタウトでした。この苦みが好きな人にはたまらない1本ですが、ローストされた麦が苦手な人は、いっさい受けつけない苦いビールです。暑い国である東南アジアでは売れなそうなビールですが、実際のシェアはどうなのか知りたいです。
★★★☆☆:とにかく苦い