ベルギーのサンフーヤン醸造所を知っていますか？今回はじめて飲むビールなのですが、歴史が長すぎて驚きました。
７世紀にフーヤンというアイルランドの修道士が福音を説くために大陸へやって来ました。しかし６５５年、現在のル・ルゥのあたりで迫害を受け処刑されてしまいました。その場所に、彼の弟子たちによって１１２５年に建てられたのが、サン・フーヤン修道院。
900年以上も前から飲まれていたビールです。もはやクラフトビールとかの歴史なんて語るものではないのかもしれないほど、超超長い歴史を持っているビールです。
今回はベルギーの修道院ビールを造る醸造所であるサンフーヤンより販売されているブリューンを買ってみました。
修道院ビールは久しぶりに飲みますが、実はあまり私の好みのビールではありません。でもベルチーのビールを飲むのであれば修道院ビールは外せません。
修道院ビールを好んで飲む人には好きなのでしょうが、独特の甘さがあるスパイシーなアルコール感・・これが私の口には合わないのです。
おそらく今回もネガティブコメントになることでしょう。
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サンフーヤン ブリューン(St Feuillien Brune)
ベルギービールの歴史がそうさせるのか、ベルギービールには文字だけでラベルが作られるビールが多いですね。
色
黒にかなりちかいレンガ色のボディにフワフワの泡が立ち上がります。
香り
かなり濃厚なローストされた麦の香りが広がります。
味
喉越し抜群のアビーです。
しっかりとローストされた麦の旨味を感じ、ユックリとローストされた旨味が広がります。ジックリとビールと向き合い時に最適です。まったく癖がありません！
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが650円ほど。
さいごに
まったく癖がない修道院ビールでした。これなら美味しく飲めます。癖がなさすぎて修道院ビール好きな人には物足りなさを感じてしまうのかもしれません。
★★★☆☆：癖がない修道院ビール
