東南アジアの中の旅行先でも人気が高いタイ・バンコク。遺跡を巡ったり、ショッピングをしたり、食事を楽しんだり、短期旅行でバンコクに来るのであれば沢山の楽しみが待っています。
楽しみが沢山あるバンコクですが、とにかく毎日が暑いです。ビールが好きな人は少し歩くと喉が渇きビールを飲みたくなることでしょう。
そこで今回はタイのコンビニで手軽に買えるビールをまとめました。(2016年時点)
タイで買えるビールは、暑さのと辛い食事が多いことからか、どのビールも少し薄めで軽い感じの味わいのがほとんどです。また缶のデザインは動物でまとめられていて、少し幼稚な気もしますが、動物で何のビールか判断できるのも選びやすくていいかもしれません。
タイ国内のビールたち
タイのコンビニで販売されているビールはほぼタイ国内で醸造されているビールです。まずはタイ国内で醸造されているビールを紹介します。
シンハービール(Singha beer)
まずは王道のシンハービールです。日本から飛行機に乗った瞬間から飲めるタイビールのひとつです。おそらくタイに来る日本人旅行者は必ず1回は飲んでいるタイビールはシンハーだと思います。
タイビールの中ではフルーティーな味わいをしているので、女性でも飲みやすいと感じるビールだと思います。
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シンハー・ライト版(Singha light beer)
シンハービールのライト版です。もともと薄味のビールなのに、さらに薄味になるのかと思い気や意外なことに、しっかりとした味わいを楽しめるライトビールになっています。
わざわざライト版を好んで飲むことはないと思いますが、カロリーを気にされている方にはお薦めかもしれません。またあまりレストランで提供がされていないので、旅行中に飲むことはないかもしれません。
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レオビール(LEO beer)
タイ人に1番好まれているビールだと思うのがレオビールです。レオビールはシンハー醸造所が低価格で楽しめるビールとして販売をしているビールです。価格が安いといっても10円ほどですが。
とにかくタイ人はこのレオビールに氷を入れて飲むのが大好きです。もともと薄いビールをさらに氷で薄めて飲みます。文化の違いで驚きますが、なれると氷を入れて飲む日本人も実は多いです。
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チャンビール(Chang beer)
タイといえば象のイメージがありますが、まさにタイ語で象を意味するチャンビールです。2016年時点ではゴールド缶1種類のチャンビールしかありませんが、以前はシルバーや輸出用チャンビールもあり選択肢がありました。
日本人でもチャンビールを評価する人、評価しない人が別れます。私はチャンビール支持派ですが、チャンなんて飲めないという人もいます。
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アーチャー(Archa beer)
チャンビールがシンハーに負けじと低価格ビールを造っています。しかしレオの勢いには勝てず市場ではまったく聞くことないビールです。コンビニでも端っこに追いやられています。しかし人気がないのに、味はなかなか美味しいです。プロモーションの問題かもしれません。
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フェダーブリュー(Federbrau)
チャンビールが高級志向で造ったビールがフェダーブリューです。もともと私はチャンビールに抵抗なく美味しいと思って飲めるので、チャンビールが販売しているビールはどれも美味しいと思います。
フェダーブリューもプレミアムビールとして販売されているので、チャンやアーチャーと比較してもビールのコクがしっかりとしているので、ゆっくりとビールを楽しめます。
プレミアムビールなのでコンビニで置いている店は少ないです。スーパーやデパートに行けば必ず売っているビールです。
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チアーズ(Cheers)
タイで本当に低価格で販売されているビールがチアーズシリーズです。炭酸ジュースのような缶をしているので目に付きます。しかし美味しくないです。
せっかくタイで旅行に来たのであればチアーズビールは選択肢から外したほうがいいでしょう。私の口にはまったく合いませんでした。
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プーケット(Phuket)
商品名のとおりプーケットのビールです。あまりバンコク市内のコンビニでは売っていないかもしれませんが、売っていたら即買うことをお薦めします。
プーケットビールはタイのコンビニで買えるビールの中でも1番美味しいビールだと思います。しっかりとビールの味を味わいたい人へお薦めです。
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タイ以外の東南アジアのビールたち
タイ・バンコクのコンビニではタイ国内ビールは当然のように買えますし、タイ国外のビールも種類豊富に販売されています。もうどれを買えば楽しめるのか分からなくなりますね。
せっかくの旅行なので日本ではあまり飲む機会がないビールを買うことをお薦めします。そうなると東南アジアのビールですかね。
タイガービール(Tiger beer)
東南アジアで見ることが多いタイガービールです。タイガーはシンガポールのビールですが東南アジアの国を放浪すると、どこでも飲めるビールのひとつです。
喉越しが良いので喉が乾いているときにはお薦めのビールです。
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タイガー・ライト版(Tiger Light beer)
タイガービールのライト版です。あまりコンビニで見かけることが少ないのですが、それほど薄く感じることなくビールのコクを楽しめるライトビールだと思います。
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ビアラオ(Beer Lao)
日本ではあまり馴染みがない国ラオスのビールです。個人的にはラオビアをお薦めしたいビールNO1にしています。ビールが珍しいということもありますが、美味しいんです。
ラオスに行く機会があるのであれば、ラオスでは逆にビアラオしか飲めないのでラオスで飲みましょう。タイ旅行で終わりの人、ぜひチャレンジしてみて下さい!
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ビアラオ・ダーク(Beer Lao Dark)
ラオスの黒ビールです。東南アジアでは唯一の黒ビールを造っているのではないでしょうか。そしてこのビアラオ・ダークが美味しいんです。
ラオスからの輸入ビールになるのでタイのコンビニでラオスビールを買うのは100円ほど価格が高いです。
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サンミゲル(San Miguel)
フィリピンのサンミゲルです。あまり購入している人を見たことがないのですがタイでの人気はドウでしょう?私の口にはあまり合わないので1回だけ買ったことがあるだけです。
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サンミゲル・ライト(San Miguel Light)
フィリピンのサンミゲルのライト版ビールです。サンミゲルは美味しいと思いませんが、サンミゲル・ライトはかなり美味しいと思うビールです。ライト版のほうが人気があるのか、タイのレストランやバーではサンミゲル・ライトのオーダーがガンガン入っています。
サンミゲル・ライトはかなり飲みやすく、喉越しが良いので、バンコク市内の散歩中なんかに飲むのもお薦めです。
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タイ以外のヨーロッパのビールたち
タイに来てヨーロッパのビールを飲む必要はないかもしれませんが、タイのコンビニで買えるヨーロッパのビールを紹介します。
ハイネケン(Heineken)
日本からタイに来て、わざわざ飲むようなビールではないかもしれませんが世界のハイネケンが必ずコンビニに売っています。タイで醸造して安定した味を低価格で提供してくれますがハイネケン飲むなら東南アジアのビールを選択しますかね?
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カールスバーグ(Carlsberg)
ハイネケンと同じような位置づけですね。タイで醸造して低価格で買えます。カールスバーグをわざわざタイで飲まないすよね。ハイネケンほどではないですが、カールスバーグもバンコク市内のコンビニによく置かれています。長期滞在者向きです。
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ヒューガルデン(Hoegaarden)
2016年になってよく見かけるのがヒューガルデンです。輸入ビールとして置いてあるので価格は他のビールと比較すると高く、いったい誰が買うんだろうといつも思っています。タイ人も買うのかな?
ホワイトビールを飲みたくなったら、ヒューガルデンを買えば間違いなく美味しいホワイトビールを味わえます。
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カイザードーム(Kaiserdom)
コンビニで販売される輸入ビールとして2016年からよく見かけるようになったのがカイザードームシリーズです。それも1リットル缶が売っています。本当にこのビールのターゲットは誰にしているのでしょうか?
価格も高いのでタイ人は買わないと思いますし、旅行者も1リットル缶は買わないですよね。小ネタにはなるかもしれませんが・・
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タイのコンビニで買う日本のビール
タイでも日本のビールを委託で造られています。本当に日本の大手ビール2大メーカーだけですが。
アサヒビール(Asahi Beer)
タイ文字が缶に印字されているのが分かるでしょうか。アサヒビールはチャンに委託してタイ国内でアサヒビールを販売しています。タイまで来てアサヒ?って思われるでしょうが、味が違うので旅のネタになると思いますよ。
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キリンビール(Kirin Beer)
アサヒと同じく裏ラベルにタイ文字の印字が確認できます。キリンはタイのサンミゲルに委託をして一番搾りを販売しています。一番搾りも味が異なるのでタイ旅行のネタになります。
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さいごに
豆知識として覚えておいて欲しいタイのビール事情がひとつあります。バンコクにはそこらじゅうにコンビニがあるので、ビールもすぐに買うことができますが法律で11:00ー14:00と17:00ー24:00までの間でしかビールを購入することができません。注意です!