タイは日本ブームが続いています。飲食店、コンビニでのお菓子、弁当、アイスクリームなど日本の物がガンガン販売されています。なかには日本で売れている物をパクリ商品として販売しているのもありますが。
今まであまり意識をしていませんでしたが、タイのスーパーやコンビニでも日本のビールが買うことができます。普段見慣れてしまっていたので、気づきもしませんでしたが、日本から来た友人が日本のビールが多くてビックリしたと言っていました。
今回はタイで飲める日本のビールを大手ビールから地ビールまでをまとめてみました。
タイで飲める日本のビール
タイで飲める日本のビールは2種類あります。タイのビール会社に自社ブランドを造ってもらっているタイプ、日本からボトルもしくは缶をそのまま輸入しているタイプです。
資本力がある大手ビール会社はタイ企業とコラボしてビールをタイで造っています。いっぽうクラフトビールメーカーは缶やボトルを輸出しています。
日本の大手ビール会社
日本の大手ビール会社であるアサヒとキリンは、タイのローカルビール会社と提携をして自社ビールを販売しています。特にアサヒはパブやバーでビールサーバから提供できる店もあり根強い人気です。
写真の缶を見ていただければ分かると思いますが、アサヒスーパードライの缶に記載されているタイ語文字です。タイ企業に委託してスーパードライがタイで飲めるのです。
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キリンの一番搾りです。キリンはタイのサンミゲル(フィリピンビール)とコラボしてタイで日本の味を提供しています。まだまだタイ国内でのシェアは低いですが、バンコクにある日本人向けの居酒屋では取り扱われていることが多いです。
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2015年くらいからはサッポロビールも居酒屋で飲めるようになってきました。サッポロはタイで工場を持たずに輸入ビール(ベトナムから輸入)として販売がされています。
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タイで販売される日本のクラフトビール(地ビール)
地ビールの中でも日本全国で販売されているビールがタイにも輸入されています。ハッキリ言ってコスパは良いとは言えませんが、タイで飲む日本の地ビールは高級ビールの枠組みになっています。
●ヤッホーブルーイング
日本でも美味しいクラフトビールとして地位を築いているヤッホービールです。まだ”よなよなエール”と”水曜日のネコ”の2種類しか見たことがありませんがタイでも飲むことができます。
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●オリオン
オリオンビールがアサヒのグループだからタイでも販売しているのかもしれません。東南アジアの暑い気候にはマッチするビールのひとつだと思います。
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●エチゴビール
新潟のクラフトビールであるエチゴビールです。日本のフェス限定だったのかもしれませんが、タイでも新潟のビールが飲めました。
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●ヒタチのネスト
フクロウのマークが特徴の茨城県のクラフトビールです。ラベルが可愛らしくて私もつい見つめてしまいます。
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●コエド
タイのスーパーに埼玉県のクラフトビールであるコエドシリーズが全種類販売されています。日本でも飲んだことがありましたが、タイでも買ってみました。
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さいごに
実際のところタイで販売されている日本のクラフトビールは苦戦をしていると思います。日本でもそうですが、価格が高いのです。タイでは日本のクラフトビールを買う価格と同じ価格を支払えばヨーロッパのビールが飲めます。
タイ人もなんだかんだヨーローッパへのあこがれが強いので、日本のビールを飲むよりヨーローッパのビールを選択してしまいます。これから日本のビールは東南アジアで広がるんでしょうかね?