ベルギーの修道院ビール、セントベルナルデュスシリーズのホワイトを買ってみました。セントベルナルデュスホワイトは商品名のとおり、ホワイトビールになるのですが、実はベルギーのホワイトビールの歴史に大きく影響を与えた人物に造られたビールになります。
ピエール・セリス
ホワイトビールの製造は、ひと昔まえに造られておらず、世の中から消えていたビールでした。
ベルギーのヒューガルデン村に生まれる。その昔同村で醸造されていたホワイトビール(オランダ語: witbier)というスタイルのビールを1966年に復活させ、ヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden White)と名付ける。このビールが当時のベルギーで流行したため、ホワイトビールがベルギー全土に定着したことは彼の功績であると言っても過言ではない。
ピエールさんがホワイトビールを復活させてくれたからこそ、現代でホワイトビールを飲むことができ、あのヒューガルデンが飲むことができるのです。そしてピエールさんが最後に造ったホワイトビールが、今回のセントベルナルデュスホワイトになります。
セント・ベルナルデュスの他シリーズです。
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参考セント・ベルナルデュス・ホワイトの公式サイトはこちら(外部サイト、英語版のみ)
ベルナルデュス ウイット(Bernardus Wit)
ベルナルデュスシリーズのラベルの特徴は”オッサン”です。このオッサンが誰なのか調べていますが分かりません。昔の宣教師とかだと思いますが。教会の人がビールを持っている姿は日本人からは違和感がある姿ではないでしょうか。覚えやすいデザインではありあますが、お洒落ではないですかね(笑)
色
黄白色のボディーに超フワフワな泡ができあがります。ビールのシルエットが綺麗なので美味しそうです。
香り
蓋を開けた瞬間からフルーティーな香りがフンワリと広がります。
味
うまいっ!!!
ほんのりスパイシーな口あたりにの後にフルーティーな味わいがゆっくりと広がりコクを楽しむことができるビールです。
アルコール度数が高いのが特徴の修道院ビールですが、アルコール度数は5.5%なので飲みやすいビールです。
気になるベルナルデュス以外のホワイトビール
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価格
酒屋やインターネット販売で1本600円ほど。
さいごに
ピエールさんが造ったホワイトビールは本当に美味しいです。ホワイトビールを復活させてくれたことに感謝です!
★★★★☆:ほんのりスパイシー
2020年1月追記:今では日本では販売されていない(輸入されていない)ビールのようです。