静岡県のクラフトビール会社である伊豆の国ビール。今回は味の特徴がでやすいスタウトを買ってみました。
伊豆の国ビールはメーカーとしてヨーロッパ系のビールを造っているので、私の思い出のスタウトであるギネスを彷彿させる期待をしてしまいます。
伊豆の国のスタウトは原料の一部に発酵しない糖分を使用することで、しっかりとしたボディーが演出、焙煎されたモルトをふんだんに使用し、炭酸ガスを少し弱めにすることで、より細やかで繊細な泡立ちになるようにしているとのこと。
また熟成期間は50日以上と定められておりじっくりじっくり熟成している・・ビールの工程だけを聞いているとかなり美味しいビールなんではと期待してしまいます。
缶の原材料に小麦も使われているので、少し甘みをもたせたりするのに使っているんでしょうかね。
スタウトとなると、どうしてもギネスが頭を過るので、過度な期待をしてしまいます。
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参考伊豆の国ビールの公式サイトはこちらです(外部サイト)
伊豆の国ビール スタウト(Izunokuni Stout)
黄色と黒の色使いで缶が高級な感じがします。ビールの味も同じく高級感があると嬉しいー
色
少し透明度のある黒のボディがコーラのようですが、きめ細かな泡が立ち上がり美味しそうなシルエットが完成します。
香り
ローストされた麦の甘みがわかる香りが広がります。
味
ポーターのような味わいです。スタウトと言う概念がよくわからないなー、ギネスのようなスタウトではまったくなく、アメリカのアンカーのようなポーターです。
他のスタウトと比較してしまうと、あれやこれやのスタウトに似ているとなりますが、伊豆の国スタウト単体で十分に楽しめるスタウトです。
味が濃く、後味に広がるローストされた麦の味わいと甘みがバランスよく広がります。さすがヨーロッパを目指して造っているビールです。
*伊豆の国以外のスタウト
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価格
伊豆地方で350ミリの缶が400円ほど。
さいごに
過度な期待を込めて飲み始めてしまいましたが、日本のスタウトとしてはかなり美味しい上位だと思います。なかなか味の濃いスタウトは日本のビール市場では見ないので、日本人の方は逆に飲みにくいと思ってしまう人もいるかもしれません。伊豆でぜひ!
日本で戦えるスタウト