パブ文化の国イギリスでもっとも飲まれているビールはペールエールです。
イギリスはビールを上面発酵させて作ったエールビールと呼ばれてます。
日本はビールを下面発酵させて作ったラガービールになります。
これはイギリスと日本のビールの大きな違いです。日本はラガービールばかりが飲まれているのです。上面醗酵のエールビールの中でも代表的なのが3つあり、その中のひとつが『ペールエール』です。『ペールエール』の特徴は日本のビールより少し茶色でホップの香りと苦み、フルーティーな味わいなんです。
今回は日本の大手アサヒビールが取り扱うイギリスのビールバス ペールエールを買ってみました。バス・ペールエールは1875年に商標登録されていて、沈没してしまったタイタニック号に積まれていた、日本の明治時代に輸入されていたビールのようです。かなり古い歴史があるビールです。
**2018年9月12日 アサヒビールより販売しないというニュースがありました。国内では飲めなくなるビールになってしまいます。
バス・ペールエール以外のアサヒが取り扱っている海外ビールたち
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参考バス・ペールエールの公式サイトはこちらです(外部サイト・外国語版のみ)
バス ペールエール (Bass Pale Ale)
ラベルがお洒落です。シンプルな赤三角のロゴですが、これがカッコいい!ビールのラベルはどちらかというと派手なものが多いですが、このシンプルさがイギリスを感じさせるので私の好みです。
色
少し濃いめの黄金色のボディーに小さな泡が立ち上がります。
香り
ほんのりとフルーティーな香りが広がります。
味
味はキレがあって日本のビールに近く飲みやすいです。ペールエールの特徴とされるフルーティーの味わいはライトな感じです。よくイギリスビールにある深い味わいのビールではありません。
バスペールエール以外のエール系ビールたち
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参考イギリスビール「ダイレクターズ」は特徴がなくて残念な1本だった。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが250円ほど。
さいごに
紳士の国で生まれたビールは紳士な味がする?って言えればビールソムリエとかになれますかね。歴史あるビールを今でも飲めるのは技術進歩のおかげだ。ヨーロッパビールは奥が深い!
★★★☆☆:おいしい。(ラベル分で0.5星プラスしたいが)