今日飲むビールは初体験の燻製ビールです。
ドイツの南に位置しているバイエルン州の街バンベルグ。街が世界遺産に登録されるバンベルクにあるヘラー醸造所がブナで燻製した麦芽を使ったビールを造っています。そしてドイツ語で燻製することをラオホと言います。
今回はヘラー醸造所より販売されている燻製ビールシュレンケルラ ラオホ メルツェンを買ってみました。
裏ラベルにはバンベルグがユネスコの世界遺産に認定されていること、ビールが1400年代から造られている歴史のことなどが記載されています。
また燻製ビールであることも書かれています。初体験のビールなのでワクワクします。
シュレンケルラ ラオホ メルツェン(Schlenkerla Rauchbier Marzen)
ドイツ語表記が満載の古くから変わっていないことを感じさせるダサいラベルになっています。ただボトルも古くから変わっていないのか、牛乳瓶のようで他のビールボトルとは形が異なります。
色
漆黒とは言いませんがかなり黒いボディにキメ細かなフワフワの泡が立ち上がります。
香り
鼻がおかしいのかもしれませんが麺つゆのようなダシが効いた香りが広がります。
味
かなり深くローストされた味が広がるので癖があると感じる人もいるかもしれませんが美味しいです。後味にもじんわりとローストされた麦の苦味が残るので、ビールをゆっくり時間をかけて飲みたいときにお薦めです。味が濃いのでガブ飲みには向いていません。
価格
酒屋やインターネット販売で500ミリのボトルが600円ほど。
さいごに
ドイツの古い歴史があるビールは修道院ビールのように独特の醸造方法でビールの味わいも独特な物が多いです。独特の味わいが癖となり受け入れられない人もいるかもしれません。
★★★☆☆:じっくり飲めるビール