ホップ王国のひとつであるアメリカ。とくに西海岸ではホップをふんだんに使ったビールがたくさんあって、はじめてアメリカ西海岸のIPAを飲んだときから大ファンになってしまいました。
まだまだホップのことを理解していませんが、ホップの使う種類によってビールの味わいまで変わってしまう、ビールにはかかせない素材です。
アメリカではたくさんの種類のホップが栽培され取得できるので、IPAでも様々な味わいを楽しめます。
今回はアメリカ・カリフォルニアに醸造所をかまえるロスト・コースト醸造所より販売されているアーグ・ペールエールを買ってみました。
アーグ・ペールエールはアメリカンペールエールという位置付けで造ったビールなので、IPAいじょうにホップを効かせたニガウマイビールと期待しています。
ロスト・コーストは薬剤師とカウンセラーの2人が作った醸造所です。それも場所は城を改築しているとのことで驚きです。
薬剤師とかであれば、ビールの材料の組み合わせなんて簡単にできてしまうのではないでしょうか。ビールも薬のようなものですからね。
アーグ ペールエール(Arrgh Pale Ale)
海賊の船長でも意識をしたのでしょうか。悪そうな人が鳥を片手にのせてビールを飲む姿はインパクトがあるラベルです。
色
濁りがある黄金色のボディに粗めですがフワフワの泡が立ち上がり、ビールが美味しそうに見えるシルエットが完成します。
香り
かなりフルーティな香りが広がります。
味
じんわりと旨味が広がってくるビールで美味しいです。暴力的なホップの苦味はありませんが後味にジワリと残るホップの苦味が心地よくて美味しいビールです。暑い日に冷やして飲むとガブ飲みしてしまいます。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが750円ほど。
さいごに
アメリカン・ペールエールだったので、パンチ力があるホップの苦味を期待しましたが普通でした。美味しいビールですが、ホップのニガ美味さには物足りなさを感じてしまいます。ホップ中毒ですね。
★★★☆☆:もっと苦くてもOK