デンマークのミッケラー。
醸造所を持たないでレシピだけをつくり製造は外部へ委託するビール会社です。私が将来ビールを造るのであれば目指したいビジネスモデルでもあります。
様々な場面でビールを飲みますが、今回ミッケラーが打ち出したのは自社経営するラーメン店「Ramen to Biiru Norrebro」向けにビールです。
その名もらーめんビール、そのままです。
小難しい酵母の名前とかありますが、塩ラーメンにはマッチするようです。
ブレタノマイセス酵母を使用したベルジャンエールに柚子を追加。塩ラーメンとの相性は抜群。
あまりラーメンやスープ系の食事にはビールを飲みたいと思わないのです。とくに私はビールはビールだけで楽しみたいので、食事と一緒に飲むことはありません。外飲みではありますが。
なのでラーメンと一緒にビールを飲むというミッケラーのコンセプトには逆らう形になりますが、ビールだけで味わいを楽しみたいと思います。
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参考らーめんビールの公式サイトはこちらです（外部サイト・外国語版のみ）
らーめんビール(mikkeller Ramen Beer)
さすがミッケラー。缶のデザインにインパクトがあります。ラーメン店舗にも般若が使われていてお洒落ですね。
色
レンガ色のボディに粗めの泡が立ち上がります。
香り
柚子が使われているけど、柑橘っぽい香りは広がりません。甘めの香りではありますが。
味
コレは美味しいです。
柚子と麦の旨味が複雑に交わって、時間をかけてユックリと楽しめるビールです。美味しいけど、けっしてガブ飲みしてはいけません。味をゆっくりと分解して楽しめる海外ビールは貴重な題材です。日本のビールとは違う旨味を楽しみましょう！
参考「マンゴー・ウィート」フルーティな風味を楽しみなが食前酒にガブ飲みできるサッパリしたフルーツビール。
参考「ピーチベルグ」ゆっくりとフルーツの旨味が広がる食前酒に最適なビール。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリの缶が600円ほど。
さいごに
日本では味わえないビールの味をしています。さすがミッケラーです。海外ビールに初挑戦する人にはフルーツビールは馴染みやすいかもしれません。癖もないし、飲みやすく、日本にもあまりないビールなのでお薦めです。
★★★★☆：柚子の旨味が最高。
