スペイサイド地域で蒸留されるトミントール。他のウイスキーブランドと比較すると新興ブランドで1964年に誕生したウイスキーです。
他のスペイサイドのウイスキーとの歴史と比較すると100年以上の歴史の違いがあります。100年の歴史を近代的な機械を入れることで補っているとのことですが、味の深さを埋めることができるんでしょうかね?
またトミントールは新興ブランドだからだと思いますがマーケットを広げるため、熟年年数が異なるウイスキーをミニボトルで販売して飲み比べができるようになっています。そして今回はトミントール 16年を買ってみました。トミントール10年と比較して16年を味わいたいと思います。
トミントール16年以外のトミントールウイスキーたち
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参考トミントールの公式サイトはこちらです(外部サイト・英語版のみ)
トミントール16年(Tomintoul 16years)
トミントールのボトルは10年も16年も同じ紫色の蓋を使っているので、商品を買うときに間違えてしまいそうです。熟年年度が10年なのか16年なのかしっかりと確認をしましょう。
色
ボディは10年と同じ、透明感のある黄金色をしたウイスキーです。
香り
香りは10年とあまり変わらないけど少しバニラの香りが強い気がします。
味
かなりサッパリしているウイスキーで飲みやすいです。
10年のほうがスパイシーな苦味があるので癖があるウイスキーなので、癖があるほうが好きな人は10年がお薦め。今回はかなり飲みやすくてマイルドに飲めるので、ウイスキー初心者にはかなりお薦めの1本です。
トミントール16年以外のスペイサイドウイスキーたち
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価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが6000円ほど。
さいごに
熟年年数が長くなったほうがマイルドになる典型的なウイスキーでした。10年と16年で同じウイスキーを飲んだとは思えないほど、16年のトミントールのほうがマイルドで飲みやすいです。これぞスペイサイドのウイスキーと感じました。
★★★★☆:マイルドな16年