「修道院ビール」と「ホワイトビール」の2つが代表的なベルギービールではないでしょうか。特に修道院ビールはアルコールが高いビールが多く、癖があるのが多いのでベルギービール(修道院ビール)を敬遠している人もいると思います。
今回は修道院ビールのひとつであるトリプル・カルメリットを買ってみました。トリプル・カルメリットも他の修道院ビールと同じようにアルコール度数が高く、8.4%もあります。
ワインのアルコール度数には届きませんが、修道院ビールはワインのような感覚で、ゆっくりとビールのコクを楽しむように飲むと美味しいと思っています。
トリプル・カルメリット以外の修道院ビールです。
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参考トリプル カルメリットの公式サイトはこちら(外部サイト、英語版のみ)
トリプル カルメリット(Tripel Karmeliet)
古い絵画のようなラベルになっています。よく絵を見ると教会の神父服を着ている人が麦を刈り取っています。ヨーロッパの歴史を感じさせるデザインに仕上がっています。
どのようなビールか理解することが難しいラベルです。お店でトリプル・カルメリットを発見しても日本語翻訳がないとビールの種類が分からないラベルですね。
色
黄白色のボディに泡が勢い良く立ち上がります。グラス半分くらい入れたところで、泡はグラスのトップまで登るほどです。2回、3回に分けてビールをグラスに注ぐことでフワフワの泡が完成し、美味しそうなビールシルエットが完成します。
香り
蓋を開けた瞬間にオレンジピールの香りが広がります。ブルームーンやホワイトベルと香りが似ています。
味
美味しいっ!
ゆっくりと時間をかけて味わって飲めるホワイトビールです。口に含んだ瞬間から甘さが口の中で広がって心地良い後味をもたらします。
修道院ビールの中では非常に飲みやすいビールですが、アルコール度数は8.4%あることを忘れずに!がぶ飲み注意のビールです。
価格
酒屋やインターネット販売で1本550円ほどです。
さいごに
癖がある修道院ビールかと思って飲みましたが、まったく癖がなく味わって飲めるビールでした。アルコール度数が高いのが気になりますが、女性でもカクテル感覚で飲める1本だと思います。
★★★★☆:飲みやすい修道院ビール