アメリカ屈指のクラフトビール醸造所であるファウンダーズ。醸造所を建築したのが1997年で創業時は市場で人気があるビールを造り続けていました。しかし経営が傾き、ビールに対する考えが変わったのです。
自分達が造りたいビールを造る。
そして造られたのがファウンダーズ ダーティー・バスタードと呼ばれるスコッチ・エールのタイプのビールです。
ダーティー・バスタードは今では全米で1番飲まれているスコッチエールにまで成長をしています。自分が造りたいと思うビールを造って、世の中に受け入れられることは最高に嬉しい瞬間ですよね。
またスコッチエールとは、どんなタイプのビールなのでしょうか?
スコットランドのエディンバラで生まれた、スコッチエール。ほかのエールと比べて低温で発酵させて造られています。アルコール度数が高く、モルトの存在感が特徴的です。もともと、強いビールを好むベルギーへの輸出用に開発されたスタイル。
キリンのサイトより
アルコールが強く、旨味も強い、男性向きのビールだと思いますが、日本人と比較して巨大な体を持つアメリカ人には受け入れられるビールスタイルだったんでしょうね。
ダーティー・バスタード以外のファウンダーズのビールたち
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参考ファウンダーズの公式サイトはこちらです(外部サイト・英語版のみ)
ファウンダーズ ダーティー・バスタード(Founders Dirty Bas)
いかにもスコットランド人らしい顔がラベルになっています。インパクトがあるので、いちど見たら忘れられないビールになります。
色
漆黒のボディにフワフワの泡が立ち上がります。泡が生きているかのように踊って立ち上がります。
香り
ローストされたフルーティな香りが広がります。
味
ローストされた麦の苦味がパンチとなって美味しいです。苦味はかなり強くビールだけを楽しむのであればお薦めのビールです。何かと合わせて飲むのは難しい?と思います。
ダーティー・バスタード以外のダークブラウン系のビールたち
参考ゆっくりと時間をかけて飲みたいイギリスビール「アボットエール」。
参考ヤングス「ビター」はパンチ力があるコクを楽しめるエールビール。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが650円ほど。
さいごに
さすがアメリカで1番飲まれているスコッチエールだけあって、かなりパンチが効いているビールでした。苦味が強いビールが好きな人には、かなりお薦めできるビールですが女性やロースト系のビールが嫌いな人には厳しい戦いになるかもしれません。
★★★★☆:私は好き、でも好み別れる
2020年1月追記:今では日本では販売されていない(輸入されていない)ビールのようです。定番のIPAは買うことができますので。