癖のあるウイスキーの代表といえばアイラ島で蒸溜されているウイスキー達ではないでしょうか。ピートが効いていて香りが正露丸のような臭さが特徴です。私はこのピートが効いた臭いスモーキーウイスキーに本当にハマっています。
これまで家飲み用として飲んだアイラ島のウイスキーの特徴としては、どれも臭いスモーキーウイスキー、でも旨味が抜群が共通です。
今回はアイラ島のウイスキーの中でも特に私が個人的に好きなカリラ 12年を買ってみました。カリラを初めて飲んだのは、バーで薦められました。また私がウイスキーにハマるきっかけになった1本です。なぜなら名前がカッコいいと感じたから、それだけです(笑)
カリラはゲール語でアイラ海峡(サウンド・オブ・アイラ)を意味します。
私がカッコいいと思っていた「カリラ」の名前の由来は土地の名前でした。なんだか残念のような気もしますがウイスキーは中身が大事ですからね。
箱の裏にはカリラの成り立ちが書かれています。
カリラ(ケイル・イーラ)は、アイラ島の北東部に位置し、アイラ海峡に面した場所に蒸溜所があります。1864年に創業したものの、幾度か閉鎖と再稼働を繰り返し、1972年に現在の施設が完成し、現在に至ります。
シングルモルトを発売したのは2001年からと意外に遅く、かつては知る人ぞ知る、あまりメジャーな蒸溜所ではありませんでした。
カリラ12年(CAOL ILA12years)
ワインのようなシンプルなラベルになっています。ウイスキーのラベルはシンプルで重厚感があるほうが美味しそうに見えます。
色
かなり透明色に近い黄金色のボディです。
香り
アイラウイスキー特有の正露丸臭いスモーキーな香りが広がります。これがたまらなくウイスキーを飲みたい気分にさせます。
味
うまいっ!!!
ピートが効いた臭さが癖になるアイラウイスキーはマジで最高だ!日本人に人気があるアイラウイスキーのラフロイグと比較すると、とんがった口あたりではなくなめらかな口あたりに、ガツンとくるスモーキー臭さが美味しいです。ゆっくりと味わって飲むウイスキーとしてお薦めの一本だ。
今まで私が飲んだことがあるアイラウイスキー最強のオクとモアと比較すると奥(コク)が浅い気がします。カリラの旨味、特徴と思えばいいけど、しっかりとしたコクを楽しみたいのであればオクトモアがお薦め。
カリラ以外のアイラ島のウイスキーたち
参考アイラの「オクトモア」を最強のスモーキーウイスキーに認定します。
参考「ラフロイグ」正露丸の香りがするウイスキーなのに最高に美味しい。
価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが5000円ほど。
さいごに
カリラ。家飲みでカリラが飲めるのは幸せです。他のアイラウイスキーに比べても飲みやすいと思うので、ウイスキー初心者がアイラウイスキーに挑戦する1本としてもお薦めです。
★★★★☆:家飲みに満足の1本