2006年創業のカルフォルニア州サンマルコスに拠点を置くポートブリューイング。
今回はじめて麦伝説(当ブログ)で紹介するビールですが、けっこう複雑なビールブランドです・・前にも飲んだことがあるピザ・ポートブリューイングの創業者なんです。
兄弟Vince Marsaglia(ヴィンス・マルサグリア)、Gina Marsaglia(ジーナ・マルサグリア)の2人。そして同じくPizza Port Brewingのヘッドブリュワーを務め数々のベルジャン・スタイルのビールを醸造し、業界内でカルト的支持を得ているTomme Arthur(トム・アーサー)の3人で設立。
ピザ・ポートとは異なるコンセプトでビールを造っているようですが、商品名が全く同じビールもあるので、非常にややこしい存在です。
今回はシトラ ウェルスを買ってみました。
商品名のとおりシトラホップを大量に入れた後、さらにもっとシトラホップを投入して造られた、2019年の最新IPAとされています。
シトラ ウェルス(port-citra-well)
サーファーがラベルに使われていますが、まさにサーフィンのあとに飲むビールと公式サイトに記載があります。
色
少し濁りがある黄金色のボディにフワフワな泡が立ち上がります。もっとキメ細かな泡を期待しましたが、こんなもんでしょうかね。
香り
シトラ系のホップによくある、フルーティで苦味がわかる香りが広がります。
味
口に含んだ瞬間からホップの世界が広がります。柑橘系の味が広がるかと思いましたが、どちらかというと、苦味先行型です。この苦味が癖あると感じてしまう人もいるかもしれませんが、アメリカンなホッピーに招待されたと思って味わいましょう!
*ポートブリューイング以外のIPA
-
ホプティマム トリプル スパイシーだけどバランスが取れているIPA
通常のIPAよりもさらに多くのホップを使用して作られた「インペリアルIPA(ダブルIPA)」 インペリアルIPA(ダブルIPA)にさらにホップを追加したのがトリプルIPA・・・ 数字だけで判断すれば、 ...
価格
アンテナアメリカで500ミリの缶が750円ほど。
さいごに
まー、シトラホップを大量に入れて、シトラ感を楽しめるIPAなのでしょう。柑橘系なので日本の暑い夏にも最適な1本です。
苦いホッピーを楽しめるIPA