中国・雲南省の旅の途中、麗江という街のスーパーでウイスキーを買ってみようと思い店員に聞いてみました。「どれがウイスキーなの?」もちろん店員は中国人なので通じません(笑)おそらくウイスキーという言葉にも中国語があるのでしょう。
色だけウイスキーっぽいのが並んだ棚があったので、その棚を指さし「ウイスキー?」って聞いてみたら全力でうなずいていました。対応の仕方からしておそらくウイスキーではないでしょう・・・その中で選んだ1本が麗江馬峰。このウイスキーを選んだことが悪夢の始まりです。
麗江という土地は千と千尋の舞台とも言われている場所です。千と千尋が絡んでいるならというへんな安心感を自分の中で作って買ってみましたが大間違いでした。
麗江馬峰(rijyan mahou)
豪華に見える瓶ですが、実は蓋はものすごくチープな作りになっています。あくまでも見た目重視の瓶です。危険な香りがしますよね。
色
黄金色をしたボディーで、普通のウイスキーと同じ色をしています。
香り
めちゃくちゃ甘ったるい香りが広がります。香りから飲めないかもしれないと感じさせるほど甘みがある香りです。
味
やばすぎる!激マズだ!!
これはなんとも味の表現が難しい、何だか複雑な味をしています。後味は甘い、これがまた気持ち悪い。間違いなくウイスキーではないし、ブランデーでもない。紹興酒にちかい感じがしますが、とにかくマズイ!!!アルコール度数は38パーセントで強いお酒です。
麗江馬峰以外の甘い香りがするウイスキーたち
参考「リージェンシー」バニラの甘い香りが広がるタイのウイスキー。
参考なぜ甘い?「サンソム」私の口には合わない代表的なタイ・ウイスキー
価格
日本では販売がされていません(2017年時点)
中国のスーパーで250ミリのボトルが300円ほど。
さいごに
中国ウイスキーなんて聞いたことがないので本当に紹興酒系のお酒だと思います。でも店員がウイスキーだと全力で頷いていたのでウイスキーとして紹介してしまいましたが二度と買うことがないお酒です。300円なので許せますが・・・
★☆☆☆☆:2度めはありません!