私をアメリカ IPAの世界に引き込んだビールメーカーのひとつであるオレゴン州にローグ。
IPAを中心としたビールから、ウイスキーとかのスピリッツを造っていますが、久しぶりに公式サイトを見てみると、これまで飲んだことがあるローグのビールがほぼ消えていました・・
新しい定番商品を造ってはアップデートして、さらに製品化を繰り返しているんですかね。
IT系のベンチャー企業と同じようなスピード感でビールも造られているのでしょう。それほど過去に飲んだビールがアップデートされていたので驚きでした。
今回はローグより販売されているアウタラインIPAを買ってみました。
公式サイトにはゼウス・モザイク・シムコーを主としたローグの自社農場で栽培されるホップを使用した、魅惑的な果実のアロマが特徴的と宣伝されています。
関連記事ローグ「ブルータルIPA」奥深さをユックリと楽しめる旨味があるビール。
参考ローグの公式サイトはこちらです(外部サイト・英語版のみ)
アウタラインIPA(Rogue Outta Line)
ペンギンが地上から空を飛ぶラベルですが、オレゴン州にいる動物なんですかね?あまりロゴからビールをイメージすることができないですね。
色
レンガ色のボディにフワフワな泡が立ち上がります。
香り
ホップというよりはローストされた麦の香りがほんのりと広がります。
味
IPAよりはイングリッシュエールの要素が強いビールです。口あたりからローストされた麦の甘みがフワッと広がり、後味にゆっくりとホップの苦味が広がります。ふだんからイングリッシュエールを系のビールを好んで飲む人、ガチガチなアメリカIPAを飲み続けている人に、たまに思考を変えたIPAとなるのでは?
*アウタライン以外のIPA
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バランストポイント ブリュットIPAが棘があってフルーティーなアメリカのビール。
カリフォルニア州サンディエゴに1996年に創業したバランストポイント。 2019年の新作ビールが販売されたということで酒屋へ走りました。4種類販売されたとのことでしたが、買えたのはブリュットIPAだけ ...
価格
信濃屋で350ミリの缶が400円ほど。
さいごに
少し不思議なIPAがでした。シムコーとかノーザンウエスト系のIPAで使われるホップを使ったビールがイングリッシュ系エールのように感じる・・こんなビールもあるのかという新しいジャンルでした。
でももともとイギリスからインド行きがIPAですから、ベースとしては正しいのか。ひとりごと。
IPAの走りとなる1本