100年以上前のロシアとイギリス間で起こっていた戦争のことを考えるとロシアとイギリスは仲があまりよくないイメージがあります。また現代でもロシアとイギリスが協同なんてニュースを聞いたことがありません。実際の国際関係はどうなんでしょう?
ビールの世界では国同士が仲が良い悪い関係なく、既にコラボされていました。今回はロシアのビール会社であるプリマトールのイングリッシュ・ペール・エールを買ってみました。
ロシアのお酒はアルコール度数が強いイメージがありましたが、今回のペールエールは5%です。一般的なアルコール度数です。その他ロシア語で色々書かれていますが理解できませんでした。
プリマトール・イングリッシュ・ペール・エール以外のプリマトールビールたち
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参考プリマトールの公式サイトはこちらです(外部サイト・外国語版のみ)
プリマトール・イングリッシュ・ペール・エール(Primator English Pale Ale
あまり強調がされているわけではありませんが、イングランドの国旗に文字を入れたように見えます。国際的に問題がある国同士であるならば大変なラベルを作ってしまっています。
色
ダークブラウンのボディの色に粗目の泡が立ち上がります。ロシアのビールなので色が濃いと先入観からアルコールが強い雰囲気がします。
香り
イギリスのビールにありがちな癖がありそうな味わいのビールの香りが広がります。
味
美味しいです。
ただイギリスのエールビールにある独特の癖が後味に残ります。この癖がある味わいがだめな人には飲めないビールだと思います。食事と一緒に飲むのではなく、ビールとナッツ系で合わせる、もしくはビールだけで楽しみましょう。
プリマトール・ペールエール以外のエール系のビールたち
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価格
東南アジアのデパートで500ミリのボトルが500円ほど。
日本では販売がされていないようです(2016年時点)
さいごに
美味しいですが、イギリスのエールビールをロシアで飲む必要はないと思います。イギリスにはもっと美味しいエールビールがあるので星は控えめにしています。
★★★☆☆:イギリスエールで美味しい