ビールはソフトドリンクでしょうか?
日本の隣国であるロシアは2011年に定められた法案で初めてビールを”酒類”としたようです。なぜ今までビールが酒類になっていなかったのかというとアルコール度数が低いからのようです。ロシアはすごい国ですね(笑)
今回は2011年にやっとビールが酒になったロシアの醸造所プリマトールより販売されているヴァイツェンを買ってみました。
アルコールが強いスピリッツが多いイメージがあるロシアに、繊細なホワイトビールを造ることができるのでしょうか。アルコール臭い修道院ビールのようなイメージを飲む前から持ってしまいます。
プリマトール・ヴァイツェン以外のプリマトールビールたち
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参考プリマトールの公式サイトはこちらです(外部サイト・外国語版のみ)
プリマトール・ヴァイツェン(Primator Weizenbier)
プリマトールのいつものラベル構成ですが、麦のデザインがお洒落で、カッコいいラベルに仕上がっています。ロシアというよりもドイツっぽいデザインです。
色
白色かかった黄金色のボディにフワフワな泡が立ち上がります。泡はすぐに消えてしまうので東南アジアのビールのようです。
香り
ホワイトビール独特のフルーティーな香りが漂い、ビールを飲みたい気分にさせてくれます。
味
これは美味しい!全く嫌味のないフルーティーな口あたりなので、すっと喉に華やかな味を感じて後味にも広がります。さっぱりしたホワイトビールなので味の濃い料理とマッチするビールです。
プリマトール・ヴァイツェン以外のホワイトビールたち
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価格
東南アジアのデパートで500ミリのボトルが500円ほど。
日本では販売がされていないようです(2016年時点)
さいごに
ロシアにも味の濃い料理があるのでしょうかね。あまりロシア料理を知らないのですが、味の濃い料理にマッチするホワイトビールでした。
★★★★☆:飲みやすいホワイトビール