麦伝説に初登場の東京にある石川酒造。明治時期にビールを造っていた歴史があるメーカーが1998年より多摩の恵としてビールを造りを再開しています。
公式サイトでも歴史の記載がありました。
石川酒造では、明治21年2月からビールの醸造を開始し、6月から「日本麦酒」(英文ラベルはJAPAN BEER)の名称で近在や東京・横浜へ販売しました。製造法はドイツ式で、年間約300石のラガービールを醸造しました。しかし、まだ王冠の技術がなく、瓶が破裂し易いなどの理由で、明治23年に製造装置は売却されました。
江戸時代からお酒を造っていた石川酒造ですが、多摩川の水は綺麗だったんでしょうね。そのまま飲んでいたんですもんね。
今では清酒造りにも使用する自社地下天然水を使ってビールを醸造しているとのこと。
そして今回はエールビールを瓶内二次発酵ビールである多摩の恵ボトルコンディションを飲みました。
これはシャンパンと同じ製造方法なので炭酸が強いのかなーー
多摩の恵ボトルコンディション(Tamano Megumi Bottle Condition)
正直、古臭いラベルですね。若者にも目を引いてもらうためには斬新なラベルをつくってもいいのでは?
色
黄金色のボディに超フワフワな泡が立ち上がります。2次発酵の力なのか炭酸が強そうに見えます。
香り
華やかな香りが広がります。
味
口あたりよく、苦味が広がり美味しいです。見た目はラガー系に見えますが、飲むとエールのような深い麦の味わいです。味わって飲めるので、ゆっくりと飲めるビールです。
石川酒造は東京ブルースの醸造もしています。
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価格
スーパーで350ミリのボトルが400円ほど。
さいごに
エールの瓶内二次発酵ですが炭酸が強くなるからか、ラガー系の口あたりだけど深く味わえるビールに仕上がっています。これまであまらい飲んだことがないビールですが、欲を言えばもう少し濃い味でもいいかも。好みですかねー
炭酸が強い深く味わえるビール