ベトナムにも大手ビール会社がシェアを獲得しています。たとえばベトナム中部のビールであるラルーはハイネケン、南のサイゴンビールはカールスバーグ、そして日本のサッポロと有名なビール会社がベトナムで戦いをしています。
今回はベトナム中部の街フエで有名なビールフーダを買ってみました。
このフーダもカールスバーグが親元になっています。さすが世界のカールスバーグです。日本の企業も世界のローカルビールと提携して、現地のビールをそのまま販売続けることも外貨獲得の動きだと思いますが、なぜか自社ブロンドを海外展開したがりますよね。やはり目指すのがハイネケンやカールスバーグだからでしょうか?
缶の横にはしっかりとカールスバーグのロゴが印字されています。あとはベトナム語表記なので読めません・・
参考フーダの公式サイトはこちらです(外部サイト・英語版のみ)
フーダ(Fuda)
デンマークの技術が使われていることが缶に表記されていますが、ベトナム人がそもそもカールスバーグ(デンマークの会社)を知っているのだろうか?サイゴンビールは知っていてもカールスバーグは知らないベトナム人が沢山いる気がします。
色
黄金色のボディに雑な泡が立ち上がりすぐに消えてしまいます。
香り
ほんのりと麦の香が広がりますが薄味ビールの予感をさせます。
味
おっ、美味しいです。薄味なのは薄味ですが、非常に飲みやすくベトナムビールによくある独特の甘い味わいはありません。かなりサッパリしてキレがあるのでガブ飲みに最適です。もしかすると中身はカールスバーグなのかもしれませんね。
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価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが400円ほど。
ベトナムでは350ミリの缶が70円ほどです。
さいごに
ベトナムのビールというよりは万人受けするカールスバーグのビールと似ています。ベトナムに来たからベトナムビールを飲みたいと思うのであればサイゴンやラルーなどを飲んだほうがベトナムらしさを感じるビールになっています。
★★★☆☆:どの国でも受け入れられるビール