今回はサントリーの限定ビールシリーズ”クラフトセレクト”のアンバーエールを買ってみました。
様々な試みをするサントリーのアグレッシブさが好きですが、ビール愛好者から言わせてもらえるのであればどれも中途半端です。日本人向けに造っているからなのか、パンチが効いていない気がします。
海外のビールメーカーのように主商品を突き詰めて世界で売れるビールを造り、マーケティング戦略を駆使して世界で通用するビールを造ってもらいたいと思います。海外ではサントリーのビールを見たことがありません。まだまだサントリーは日本国内から脱出できておらず、世界のビール会社を買収してもメリットを活かせていない気がします。
アンバーエールの採点が缶の裏ラベルに記載されています。”香りが強い”としているので、甘めのアロマ系の香りが広がることでしょう。あとはコクが重要だと思いますが、普通レベルになっています。
アンバーエール以外のサントリーの限定ビールたち
関連記事サントリー「IPA」が強めの炭酸にホップの苦味が病みつきな仕上り
関連記事サントリー「アンバーエール」香りが楽しめるビール、がパンチ力不足
参考サントリーの限定クラフトビール公式サイトはこちらです。(外部サイト)
アンバーエール サントリー(Amber Ale)
世界に進出しているサントリーですが、自社製品を世界で展開はされていないと思います。クラフトシリーズのデザインであれば海外ウケするとも思いますが、自社ビールを海外展開は難しいと思っているんでしょうかね。
色
透明感のあるレンガ色のボディーに、ふわりと泡ができあがります。
香り
かなりフルーティでほんのりとホップの香りが漂います。
味
う~ん、普通だ。
限定という言葉に乗せられてしまい、残念だと思ってしまいました。おいしく飲めますが、限定で造ったビールとしてはコクが薄く、物足りなさを感じてしまいます。海外のアンバーエールのほうがもっとコクがあり、じっくりとビールの味を楽しめます。
海外のアンバー系のビール
参考モレッティにはハズレ無し!「ラ・ロッサ」が最高のアンバー系ビール
参考ゴルフが目印「セントアンドリュー」寒い日に楽しめるアンバーエール
価格
価格はスーパーで350ミリの缶が200円。(2016年時点では販売終了)
さいごに
やはり日本のビールはラガー系かピルスナー系で攻めるのがいいのか、アンバーとかスタウトとかは海外ビールの味に負けていると思います。
日本人好みに作られているといえば、それまでですが・・
★★★☆☆:ふつうです。