世界で2番目に売れているブレンデットウイスキーであるバランタイン。まったくウイスキーを飲まなかった時、ホテルの婚礼やパーティーの配膳アルバイトでよく注文されたウイスキーの水割りで使われていたのがバランタインでした。
まったく感情無く、ウイスキーの水割りを作っていたので粗末な扱いをしてしまっていたと思います(笑)いま思えばもったいない体験をしていました。
そして1日のパーティーでバランタインのボトルが10本以上空き瓶になっていました。ホテルのような大口利用者が仕入れているのであれば世界でも2位になるほど売れるウイスキーになることも理解ができます。
今回はバランタイン12年を買ってみました。12年物はブレンドするウイスキー原酒すべてが12年熟成された物が使われています。
12年物の原酒を40種類集めることでさえ大変なのに、40種類をブレンドして美味しいウイスキーを造り出す作業が凄いことですよね。まだまだウイスキー初級者の私からしてみると40種類も混ぜなくても美味しいのが造り出せるんじゃないかと思ってしまいます(笑)
これがプロとの差なんでしょう。
バランタイン12年(Ballantines 12years)
350ミリのハーフボトルではファイネストのボトルラベルと非常に似ています。12年の文字がなければ同じなので買い間違えに注意が必要です。
色
少し濃い目の黄金色のボディーをしたウイスキーです。
香り
スパイシーなツンとした香りが広がりますが、奥深い味わいなのではと思わせるアロマも広がります。
味
おっ、マイルドで美味しいです。
バランタイン・ファイネストはスパイシーさを強く感じるウイスキーですが、12年はマイルドでサッパリした味わいなので飲みやすいウイスキーです。12年とファイネストと明らかにウイスキーの旨味の差を感じさせてくれます。好みによるかもしれませんが、12年のほうが奥深い味わいでマイルドなのでお薦めです。
価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが2500円ほど。
さいごに
バランタインは熟成年数で美味しさに差を感じるウイスキーです。スパイシーなウイスキーが好みであればファイネストが好きという人もいそうですが、ウイスキー初心者やマイルドなウイスキーを好む人には12年がお薦めです。
★★★☆☆:マイルドなブレンデット