タイ国内のビール市場に入り込んでいるTAP(タイ・アジア・パシフィック・ブリューワリー)。なかなかタイの2大巨塔であるチャーンとシンハーを抜くことはできないだろうけど、海外ビールを販売することで威厳を保っています。
今回はTAPが造っているタイ国内ビールのチアーズシリーズのラガーを買ってみました。チアーズビールは過去のビール評価会で金賞を受賞した歴史もあります。なのでビールの質に期待をしてしまいます。
チアーズの赤缶エキストラは、薬っぽいビールで私の好みではありませんでした。いくら表彰されたとしても好みではないビールは美味しく飲めませんからね。
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参考チアーズビールの公式サイトはこちら(外部サイト、英語版のみ)
チアーズラガー(Cheers lager)
チアーズラガーとエクストラは同じデザインをした缶ですが色が異なります。青缶がラガー、赤缶がエクストラになっていますが、どちらもデザイン性がまったくないので好感がもてません・・
色
黄金色のボディーに少し粗めの泡が立ち上がる。ビールのシルエットは美味しそうです。
香り
ほのかな麦の香りが漂いますが、麦に混じって独特なハーブの香りが広がります。
味
不味い!!!
私の口にまったく合わない薬っぽいビールです。ハーブの独特な香りから想像する味と、実際に口に含んだ時のビールの味が違いすぎて、脳の中でアンマッチになります。
ビールだけで飲むのも厳しい戦いですし、食事と合わせて飲むには何を合わせればよいか迷います。はっきり言って、食事合わせるのも難しいビールです。
価格
日本では販売がされていません。
タイのコンビニやスーパーで500ミリの缶が1本130円ほど。
さいごに
薬っぽすぎて最後まで飲みきるかどうか葛藤するほどの衝撃的なビールでした。私のビール歴の中でも過去最大級に口に合わないビールのひとつに認定しました。
本当に同じ会社がハイネケンやタイガービールを造っているのか疑いを持ちたくなるほどです。同じ生産ラインで造っているとは思えません!
★☆☆☆☆:二度と買わないでしょう!