ウイスキーボトルのデザインを評価されて、2015年にグッドデザイン賞を取得したのがザ・ニッカ12年を購入してみました。
たしかにボトルはデザインがカッコいいし、蓋のコルクも超オシャレです。高級感があるボトルなのに価格が手頃なのもポイントです。酒屋で購入しても煩雑に並べられているわけではなく、お洒落な箱に入っています。
蓋を開封すると、やはり高級感があるように見せるための工夫がされていますね。
ザ・ニッカ12年のウンチクについてWikiで調べてみると、ニッカウイスキーの120週年記念で作らられたとのことです。
『ザ・ニッカ12年』はニッカウヰスキー(株)創業80周年、創業者・竹鶴政孝生誕120年の節目の年にあたる2014年に、プレミアム・ブレンデッドウイスキーとして発売されました。企業名をブランド名に冠し、竹鶴政孝の“本物のウイスキーをより多くの日本人に飲んでもらいたい”という思いを継承した新ブランドです。
ウイスキー・ブレンデットの新商品を造ることはビールの新商品を造るよりも難しい気がします。もともとの原酒が決まっているなかで調合して造り出すウイスキーはもはや化学ですね。
ザ・ニッカ12年以外のニッカウヰスキーたち
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参考ニッカ12年の公式サイトはこちらです(外部サイト)
ザ・ニッカ12年(Nikka 12years)
デザインは本当に重厚感があって、いつも手元に置いておきたいボトルになっています。グッドデザイン賞を受賞できた理由も何も考えずに理解できるお洒落なボトルです。
色
黄金色のボディーで綺麗なウイスキーな色だ。
香り
香りは鼻に少しツンと来る感じがし、アルコール臭さがほんのり鼻につくきます。
味
かなりマイルドで飲みやすいウイスキーで美味しいです。バニラの甘さを感じるマイルドな口あたり、飲み干してしばらくするとスパイシーさを舌に感じ始める。香りのアルコール臭さはまったく感じることもありません。日本のウイスキーによくある、少しツンとした後味が嫌味なく広がるのが特徴です。
また水と1:1で割っても、味の変化が少なく、さらにマイルドになり美味いので、ウイスキー初心者にはお薦めです。
ニッカ12年以外の日本のウイスキーたち
参考「角」ウイスキーの飲み方はソーダで割ったハイボールがお薦め。
参考記念品にサントリー「山崎18年」人生で最高に美味しいウイスキー。
価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが5000円ほど。
さいごに
私のブレンデットウイスキーのイメージはマイルド。まさにザ・ニッカほどマイルドなウイスキーに出会ったことはないかもしれません。個人的にはシングルモルト系のウイスキーが好みですが、気分転換にブレンデットを飲むのもウイスキーを楽しむポイントだと思います。
★★★★☆:ジャパニーズブレンデットではコスパ高し