ベルギーの自然発酵ビールであるランビック。
今回はヴァンホンセ醸造所がチェリーで造っているランビック、セントルイス プレミアム クリークを買ってみました。
ベリー系のフルーツで造っているビールには、とにかく甘いというイメージがあります。
あまりに甘すぎると、どのタイミングで飲むのが良いのか分からないビールになってしまいます。食前酒として飲んでも満腹感が生まれるし、食後にデザートを食べる人であれば、デザートの後にさらに甘いビール・・考えられません。
ヨーロッパではベリーといえばワインが主流ですが、ランビックのフルーツビールにはニーズが生まれているのか不思議です。
まー、美味しければ何でもいいのでしょうが。
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セントルイス クリーク(St Louis Kriek)
醸造できる量が少ないのか、ボトルも小柄です。そしてチェリーの色に近いラベルの色を使っています。
色
赤ワインのような赤みがあるボディです。
香り
チェリーとアルコールが混ざったような奇妙な香りです。あまり感じたことがない香りなので。
味
食前酒に最適です。
カンパリを食前に飲むイタリアの文化のように、このチェリービールを食前に飲むとお腹をすかせて食事を楽しむことができます。甘みがあり、フルーティなビールですので、飲みすぎて食事が食べれないなんてことは避けましょう。
価格
酒屋やインターネット販売で250ミリのボトルが500円ほど。
さいごに
食前酒としてガブ飲みしてしまいそうな適度な甘さのランビックでした。ワインのような濃厚な旨味があるわけではないので、やはり食前酒としてお薦めです。
★★★☆☆:食前酒には最高。