アルコール度数が高いベルギービールの特徴は、香りがスパイシーである(アルコール臭さがある)、ダークブラン系のボディーをしている、味わいにアルコール臭さを感じる、この3点だと思っています。
好みによって異なると思いますが、私はスパイシーな香りに味わいにアルコール臭さを感じるビールが苦手です。今回はベルギーの新興ブランドでアルコール度数が10%を超えているウルテル・サマランスを買ってみました。
アルコール度数が10%を超えるとビールをガブ飲みして楽しむというより、ワインを飲むようにゆっくりと時間をかけて楽しむのがいいですね。間違いなくアルコール臭さを感じるビールだと思っています・・
ウルテル・サマランス以外のウルテルビールたち
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参考ウルテルビールの公式サイトはこちらです(外部サイト・外国語版のみ)
ウルテル・サマランス(Ulthel Samaranth)
ウルテルシリーズ定番の”お爺さん”のキャラクターロゴに背景色だけを変えているビールボトルです。あまりお洒落とは感じませんが、キャラの印象は頭に残ってしまいます。
色
黒色のボディにふわふわの泡が立ち上がりシルエットが美味しそうなビールです。
香り
かなり濃いローストされた麦の香が広がります。
味
うーん。かなりアルコール臭いビールです。修道院ビールのような癖のある旨味が広がります。この癖というのが薬(アルコール)っぽい感じです。アルコール度数が11.5%あってかなり強いビールです。
ウルテル・サマランスと似た味わいのビールたち
参考ベルギーの修道院ビール「ベルナルデュス・アブト」麦の旨味が濃縮。
参考ベルギーの修道院ビール「レフ・ブラウン」がフルティーで美味しい。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが600円ほど。
さいごに
やはりアルコール度数が高いベルギーのビールは苦手でした。ビールの旨味にアルコール度数が関係ないのかもしれませんが、アルコール度数が強いとやはりアルコール臭さを感じる人が多いと思っています。
★★★☆☆:アルコール臭さを感じる
2020年1月追記:今では日本では販売されていない(輸入されていない)ビールのようです。