日本のウイスキーブランドでキリンを思い浮かべる人はまだまだ少ないと思います。やっぱ日本国産のウイスキーといえばサントリーってなるのかな。
国産ウイスキーの人気に便乗してなのかキリンより新発売されたウイスキー富士山麓 シグニチャーブレンドを買ってみました。
2017年はキリンのオンラインショップサイトで限定販売をしていたウイスキーでしたが2018年8月より一般販売を開始しています。
私は知りませんでしたが、ウイスキー業界の国際的アワードを受賞し、世界最優秀のブレンダーと言われている田中さんが熟成のピークを迎えたウイスキー原酒をブレンドしているウイスキーとのこと。
何種類もの原酒をブレンドするウイスキーはまさに化学。また舌も繊細じゃないと造れないので、私のように美味しければ何でもいいと思っている人にはブレンドウイスキーを造るのは難しいでしょうね。
自分でウイスキーを造るのは無理ですかね・・
富士山麓 シグニチャーブレンド(Fujisanroku Signature Blend)
通常の富士山麓のラベルは白。黒のラベルを使うことで重厚感が生まれますね。
色
少し濃い目の黄金色のボディをしたウイスキーです。
香り
ほんのりとスパイシーな香りを感じますが、どちらかといえばフルーティーな香りです。
味
マイルドで飲みやすいです
全く棘がなくスコッチ系のブレンデッドにある舌で美味しい刺激を感じながら後味がバーボンのようなバニラの甘みが広がります。これぞブレンデッド、様々な旨味が複雑に広がっていきます。
ただスコッチ系のブレンドのように特徴的なものがなく、物足りなさを感じます。もっとパンチが効いたウイスキーのほうが私の好みです。飲みやすいのでウイスキーの初心者にはいいかも。
参考「蜂角鷹・クリア」1000円以下で買えて、この美味しさ!コスパが最高なブレンデッド・ウイスキー。
参考「トリス・クラシック」ハイボールで味の濃い料理と一緒に飲みましょう。
価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが5000円ほど。
さいごに
5000円の国産ウイスキーなので高級品ですね。正直、5000円出すのであれば響のほうが深みを感じることができ私の好みなウイスキーです。もしくはアイラ系も買えますし。美味しい、でもまとまり過ぎて特徴がないウイスキーでした。
★★★☆☆:特徴ない飲みやすいウイスキー