アメリカのビールと言えば、自分の中では”バドワイザー”が真っ先に思い浮かび、その他のビールは知りませんでした。今回はアメリカのアンカービールという1896年創設の会社のアンカーポーターを買ってみました。実はビールグラスのオマケの力に負けて手を出してしまったというのが正しいですが(笑)
関連記事思わず買いたくなる「グラスおまけ」付きビール。3つの商品を紹介。
瓶の裏側にポータービールについてのウンチクが書かれています。
ポータービール
黒ビールの代名詞といわれているスタウトの前身であるポータースタイル。
18世紀にロンドンの荷役運搬人が力強い味を好んだことから、爆発的な人気がでたためらこの名前が命名されました。
苦味が強く、コクがあり、クリーミーで、ほのかにハーブの風味が感じられるアンカー社は麦芽のみで作るビールを商品化。
スタウトの前身のビールがポーターであったなんて知りませんでした。アンカーがなければギネスやマーフィーズといった私が好きなスタウトはこの世に生まれることがなかったと考えるとアンカーポーターは重要な歴史を作りました。
アンカーポーター以外のアンカービールたち
関連記事フルーティなビール好きなら「アンカーリバディーエール」が最高だ!
関連記事くちコミでシェアを獲得「アンカースチーム」歴史深いアメリカビール
参考アンカービールの公式サイトはこちらです。(外部サイト・英語版のみ)
アンカーポーター(Anchor PORTER)
商品名の通り”錨”のロゴをラベルの中心にしています。一度みたら忘れないラベルになっているので、世界中で受け入れられるビールボトルだと思います。
色
漆黒とは言わないけど黒いボディーに粗い泡が立ち上がります。
香り
ローストされた香りに甘い匂いが混じってます。これまた不思議な感じがします。
味
黒ビールにしては甘い味わいです。
味はローストの少し重めの苦みが広がりますが、フルーティーな後味です。少し不思議な味わいで、スタウトのようなクリーミーで濃厚な感じではありません。
アンカーポーター以外の黒ビールたち
参考黒ビールが苦手な人へ「サマー・ソルティス」黒へ挑戦する初めの1歩
参考ドイツの黒「エッティンガーシュヴァル」麦の風味がガツンと広がる。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが400円ほど。
さいごに
けっこう不思議な黒ビール。黒ビールにもこんなにフルーティーなビールがあったんなんて知りませんでした。ビールは奥が深い!
★★★☆☆:スタウトが好きなら一度はためすべし