アイラ島の隣のジュラ島の蒸溜所で造られるジュラシリーズ。今回は16年の熟成を重ねたアイルオブジュラ 16年を買ってみました。
ジュラ島に住んでいる人達の1番人気が今回のジュラ16年。とは言うもののジュラ島には野生のシカが約5000頭生息していて、シカの数のほうが人間よりも多い島です(笑)
ジュラシリーズは島だけで飲まれても経営ができないウイスキー会社なのです。しかし島の人に愛され初めて世界でも広がるので、島で愛されるウイスキーを造り続けて欲しいものです。
ラベルの裏ですが「妊婦は飲んではいけません」マークが分かりやすいですね(笑)1番左の矢印マークはなんでしょう?
ジュラ16年ジュラックスオウン以外のジュラウイスキーたち
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参考ジュラの公式サイトはこちらです(外部サイト・英語版のみ)
ジュラ16年 ジュラックスオウン(JURA Diurachs's own)
黒魔法のようなロゴがラベルに付いています(笑)経営が傾いた時期があって、ボトルデザインを一新した歴史があるので、世界中の神秘的なロゴを採用してブランドを一新したのだと思います。やはりブランドを作るのにロゴは重要ですね。
色
10年と比較すると色が少し濃い黄金色のボディーになっています。
香り
バニラ系とウッドが混ざって美味しそうな香りが広がります。
味
おっ、美味しい!
10年とは全く違うスパイシーな味わいになっています。口あたりはスパイシーですが、バニラ系の甘さが複雑に少しづつ広がり、後味はスッキリで滑らか、そして深みがあります。
10年はスムーズなウイスキー、それが16年では樽のウッディな香りとスパイシーな味わいが加わっている。さすが16年樽の中で寝ていたことはある、歴史を感じるウイスキーです。
ジュラ16年以外のスパイシーなウイスキーたち
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価格
酒屋やインターネット販売で750ミリのボトルが6000円ほど。
さいごに
16年も熟成させると樽の旨味になるのか、スパイシーな味が滲み出るんですかね?ジュラ10年と16年を比較すると10年は分かりやすい味ですが、16年は複雑な味わいです。なので好みが分かれそう。私は16年が好きですが。
★★★★☆:スパイシーが好きならお薦め