私の思い出にあたるアイルランド。約6ヶ月ほど滞在したアイルランドでは毎晩のようにギネスビールを飲み、締めにジェイムソンを飲む生活をしていました。
ほぼギネスでしたが、たまに変化球で飲んでいたのがキルケニー。日本のアイリッシュパブへ行くと飲むことができますが、家飲み用の缶として売っているのは見たことがなく、これまで麦伝説(当ブログ)でも紹介する機会がありませんでした。
日本で缶で売っているのは見たことなかったですが、出張先のシンガポールのスーパーで発見。即購入となりました。
キルケニーの歴史は長く、アイルランドの首都ダブリンの郊外にある街の名前でもあります。1710年から醸造された上面発酵のレッドエールです。
いまではギネスビールの傘下みたいです。同じような特徴を持つビールなので、ギネスの力があったほうが味の進化がうまれそうですし。
思い出のビールなので、何を言われても評価高めになってしまいますね。あまり参考にならないかも。
キルケニー(Kilkenny)
素朴なロゴが特徴的です。レッドエールなので赤い缶、けっこうインパクトがあるのではないでしょうか。
色
ギネスと同じく缶の中にプラスチックのボールが入っているので、キメ細かく超クリーミーな泡が立ち上がります。
シルエットが美しいので崩さずに飲みたいと思ってしまいます。
香り
強すぎることもなく、弱すぎることもない麦の香りが広がります。
味
口あたりはマイルドで、ほぼ感じない炭酸の刺激、ゆっくりと広がるビールのフルーティーな麦の味わい・・・後味はすっきりしています。飲みやすくてビールの深みを楽しむことができるビールです。
アイルランドは気候が寒いので、ゆっくりと飲ませる美味しいエールが主流です。まず泡、これが美味しさの秘訣ですね。缶で飲むのも美味しいですが、パブにいきたくなります。
*キルケニー以外のエール
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価格
シンガポールのスーパーで500ミリの缶が8ドル(650円)ほど。
さいごに
思い出のビールということを抜きにしても、泡から楽しむことができるアイルランドのビールは最高です。最近ハマっているアメリカのIPAとはジャンルが全く異なるビールとして楽しめます。アイルランド、さいこうだ!
激うまなエールビール。