スコッチでブレンデッド・ウイスキー
スーパーや酒屋の多くで販売されているブレンデッドの中にオールド パー 12年がありますよね。
このオールドパー、、実は日本の歴史にも大きく貢献したウイスキーの1本です。まー歴史上の人たちが愛飲していたとうことですが。
1873年に日本でも飲まれるウイスキーなので、そもそも歴史が深いブレンデッドですね。今ではディアジオという会社が親会社で製造・販売されるウイスキーですが、1871年にイギリス人のグリンリース兄弟がブレンディング会社「グリンリースブラザーズ社」を作ったとこからスタートしています。
ウイスキーの特徴としては、スペイサイドのクラガンモア蒸留所の原酒がキーモルトとなっているようです。
スペイサイドの代表的な1本としてマッカランがありますが、華やかでマイルドなウイスキーなので、オールドパーも飲みやすいブレンデッドでしょう。
オールド パー12年(Old Parr 12years)
ボトルの形に特徴があるし、古めかしい感じもあるボトルです。ボトルに特徴があるとインテリアにもなるのでいいですね。
色
黄金色のボディのウイスキーです。
香り
スパイシーな香りが広がりますが、ツンとするような香りではありません。
味
ほんのりとツンとする感じはありますが、その後に広がるスモーキーな旨味、これが広がれば広がるほど美味しいです。舌の中で旨味が広がるまで少し時間がかかりますが、広がったあとの旨味を楽しむには最高なウイスキーです。
加水するとかなりマイルドな旨味に変わります。後味にはほんのりとピートを感じるのであまりスモーキーなウイスキーに慣れていない人は癖あると感じるかもしれません
価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが2500円ほど。
さいごに
スペイサイドのウイスキーを原酒としているわりには、スモーキナー旨味を感じるウイスキーで驚きました。もっとマイルド感があると思ったので。ただ加水するとスペイサイドが引き立つのかマイルドで飲みやすく、その後に感じるスモーキーな旨味が心地よいです。
ブレンデッドならではの色々な旨味