スコットランドといえば私の中ではウイスキーが一択になってしまっていますが、スコットランドの地ビールでも有名なビールがあります。それがブリュードックと呼ばれる醸造所です。
今回はブリュードックシリーズの中でパッケージの斬新さに目を惹かれて手に取ったのがパンクIPAを買ってみました。パンクIPA(インディアンペールエール)の名前の由来は「世界一のインディアンペールエール」を作りたいということで、パンクなIPAってネーミングにしているとのことです。
世界一を目指し、作り手の努力の結果でしょう。世界で次の5つものビール金賞をとっています。(情報不足、知らないだけでもっとあるかもしれません。)
●ワールドビアカップ2008金賞(パラドックス)
●ワールドビアカップ2009金賞(77ラガー)
●ワールドビアカップ2010金賞(ハードコアIPA)
●TESCO ドリンクアワード2007金賞(トラッシーブロンド)
●TESCO ドリンクアワード2009金賞
様々なグランプリで世界一に輝いた実績を持つIPA(インディアンペールエール)を堪能できるので期待も膨らみます。
パンクIPA以外のブリュードックのビールたち
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参考パンクIPAの公式サイトはこちらです。(外部サイト・英語版のみ)
パンクIPA(PUNK IPA)
ホップ40倍も使ったら、さぞかし苦味が強いビールなんだと思うけど、ガブ飲みしてやるっ!!
色
少し濃いめの黄金色のボディに、泡は硬く立ち上がりシルエットは完璧なビールです。
香り
ホワイトビールのような柑橘系の香りがひろがりますが、ホワイトビールと比較するとスパイシーさを持っています。
味
これは美味しい!!
香り同様に柑橘系の口あたりに、スパイシーなホップの苦味が広がります。IPAの味わいの中でも最高評価を付けれるビールです。
パンクIPAの公式サイトに記載があったのですが、通常のビールの40倍のホップを使い、4倍熟成させている手間をしっかりかけたスペシャルビールです。作り手の気持ちが入っていることが、よく分かるしっかり味わえるビールです。
パンクIPA以外のIPAビールたち
参考
サントリー「IPA」が強めの炭酸にホップの苦味が病みつきな仕上り
参考ドイツ地ビール「カンバ」のIPAがホップの苦味をゆっくり楽しめる
価格
酒屋やインターネット販売で330ミリのボトルが450円ほどです。
さいごに
海外の地ビール(クラフト系)は美味しいビールが多いけど、価格が高いのが気になります。生産コストが掛かる日本の地ビールも価格が高いのでしょうがないですが。
★★★★★:IPAのビールで1番か。