インディアン・サマー
秋ないし初冬に晴天が続き、日中は高温、夜間は冷えこむ特異な期間をいう。日本の〈小春日和(こはるびより)〉に相当する。語源の歴史は1778年にさかのぼるが,起源は不明である。この時期を利用して、アメリカ・インディアンが冬のために収穫物を貯蔵する作業を行う慣習をもっていたからというのが一説である。
初めて聞く言葉ですが、冬のために食料を保管する習慣から生まれた秋から冬の季節を伝える言葉。普段の会話の中で、「インディアン・サマーの時期が来ましたねー」なんて使ったら、頭がおかしくなったと思われるでしょうか?
この言葉をうまく利用してビールのネーミングをしているのが志賀高原ビールのインディアン・サマー セゾン。
セゾンというビールは農閑期の冬から春にかけて、夏の農作業のために仕込まれたビールです。そしてさらに冬前まで飲めるビールを意識したのが、インディアン・サマー セゾンということです。
シンプルに夏から冬まで飲めるビールということですね。長い期間でも保管が効くことをイメージしてホップを多く投入したというのが商品名とビールの中身をつなげているようです。
ホップを多く投入・・・ホップのパンチが効いたビールなんでしょうかね。楽しみです。
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参考志賀高原ビールの公式サイトはこちらです(外部サイト)
志賀高原 インディアン サマー セゾン(Shigakogen INDIAN SUMMER SAISON)
いつものドラゴンのロゴに白のラベル。白ってホワイトエールをイメージしてしまいますが、セゾンとホワイトエールは関係あるビールなのかなー
色
透明感のある黄金色のボディにフワフワの泡が立ち上がって、すぐに消えてしまいます。
香り
栓を抜いた瞬間から広がるホップのフルーティな香りが非常に心地よいです。
味
ホワイトエールのような甘み、その後に広がるホップの苦味、美味しいです。ただよくをいうと、日本仕様で繊細な味わいになってしまっているのが残念です。ガツンとホップの苦味を、効かせてもいいのではないかと思います。IPAではないですし、日本のマーケットではパンチを効かせすぎるとウケないのかなー
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが400円ほど。
さいごに
バランスが取れていて、ホップの味わいを楽しめますが、やはり日本人にマッチするように薄味です。日本食と同じですね、薄味でビールを楽しむ。海外のホッピービールのように味が強ければよいというビールは日本では受けないのかなー
バランスが取れた繊細ビール