アメリカの数あるバーボンの中でも歴代米国大統領に愛飲されたものといえばワイルドターキーです。
ワイルドターキーの創業は1869年でリピー蒸溜所というところが起源と言われていますが、今ではイタリアのカンパリ社が蒸溜所を経営しています。
カンパリ社はスーパーでもよくみるリキュールのカンパリです。
ワイルドターキーは7種類販売されていますが、今回はワイルドターキー8年を買ってみました。
ワイルドターキーはウイスキーの香りと風味を与えるため、全てのバーボンの中でトウモロコシの使用量が最も低く、ライ麦と大麦麦芽を多く使用しているとも言われています。
また造り方にもこだわりがあるようです。以下Wikiより
細かなことはわかりませんが、香り、旨味ともに豊かなバーボンということがわかります。
ワイルドターキー 8年(Wild Turkey 8years)
ターキーといえば、商品名のとおりですが七面鳥ですね。存在感がある七面鳥が棚にあるとひと目で分かります。
色
ターキーのボディーの色は「クロコダイルスキン」と呼ばれているようです。他のウイスキーと変わらない黄金色の気がしますが。
香り
バニラの香りも豊かで、バーボンって感じがします。
味
これは美味しいですね。
歴代のアメリカ大統領が気にいることがわかります。豊かなバニラの香りを感じながら、ウイスキーの旨味が口の中でジワっと広がり、コクを楽しめます。またスパイシーさをまったく感じないのでガンガン飲めてしまう危険な旨味です。
ほんのり加水する程度、もしくはロックで飲むのはよいですが、ソーダ割や水割りのよりは、ストレートで飲むのがお薦めです。
価格
酒屋やインターネット販売で750ミリのボトルが2700円ほど。
さいごに
バーボンは基本飲みやすいウイスキーが多いと思いますが、風味豊かでコクを楽しめるターキーはウイスキー初心者の人がもっとも飲みやすい1本だと思います。ターキーからスタートするとスコッチは飲めなくなるかも。
★★★★☆:超マイルドなバーボン