もともと価格が高いクラフトビール(地ビール)は、消費税のアップによって出荷数が減るのではないかと推測されている新聞記事をみました。
ビールを造るコストがかかるから価格も高くなるのもわかるけど、特徴がなければ大手ビールメーカ、輸入ビールには勝てないと思います。そこにさらにクラフトビールのコストアップとなるとますますお客さんが離れていくという懸念記事でした。
状況が思わしくないクラフトビールですが、今回は世界でも販売されている埼玉県のコエドブルワリーが製造しているコエド・キャラを買ってみました。
コエドビールは1996年からビールを製造している、歴史が浅いビール会社だけど、世界でも認められているビールだ。そしてヨーロッパの食品品評会「iTQi」で3年連続で最高位の3星を獲得もしています。コエドビールは世界でも認められているクラフトビールなのです。
コエド・キャラ以外のコエドビールたち
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参考コエド・キャラの公式サイトはこちらです。(外部サイト)
コエド キャラ(Coedo kyara)
コエドビールはシンプルなデザインロゴにお洒落なネーミングで勝負をしているメーカーです。キャラ、その他の商品に瑠璃なんていう商品もありますが、日本人よりも外国人のほうがお洒落な商品と感じるネーミングかもしれません。日本人にはあまりピンとこない名前ですかね。
色
赤みがある黄金色のボディーに、泡がキメ細かく造られ、シルエットが美味しそうなビールです。
香り
グラスに注いだ瞬間はフルーティーとホップの苦みが混じった香りが立ちこめ、早くビールを飲みたい気分にさせてくれます。
味
香りの通り、フルティーな口当たりだけど、後味にローストっぽい苦みが残る。フルーティの甘さと苦みの交わりがたまらなく美味しいっ!!食事と一緒に飲むより、スナックとか軽い”おやつ”と一緒に飲むとかなりマッチする。日本の大手ビールブランドには無い味わいだ。
コエド・キャラ以外のラガービールたち
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価格
酒屋やインターネット販売で350ミリの缶が280円ほど。
さいごに
日本の地ビールは高いってイメージがあり、味がともなっておらず、損をした気持ちになることがありますが、今回のコエド キャラはクラフトビールの中でも価格は少し安いし、味もいいのでお薦めです。
★★★★☆:レベルが高いクラフトビール