シンガポールで出会った黒ビール ABCエクストラスタウト。
正直、東南アジアの黒ビールなんて薄くて味わうことができないビールだろう・・・って買うときからネガティブなイメージを持っていました。
イメージ打破をしてもらいたいですが、暑い国で濃厚スタウトを期待するのも違いますね。シンガポールにマッチするスタウトであってくれれば問題ありません。
ABCエクストラスタウトは1931年より造られているビールで、ヨーロッパでビールの賞を受賞したこともあるようです。
今ではシンガポールのシンボル的なビールであるタイガーを造っているハイネケン・アジア・パシフィックがメーカーになっています。
東南アジアでライセンス契約をしているので、カンボジア、ミャンマーでも造られているビール。私はタイに住んでいましたが、タイでは見たことないのでライセンスがなかったんでしょう。
ABCエクストラスタウト(ABC Extra Stout)
伝統的なデザインなんでしょうか?エジプトとかで売っていると言われてもわからないようなアラビック調に見えてしまいます。
色
漆黒のボディにクリーム色のふわふわな泡が立ち上がります。コーラのような透明感はないので、東南アジアの黒といっても味はしっかりしているかも。
香り
ローストされた麦の香がフワッと広がります。
味
やはり期待とおり。薄い味わいのスタウトです。日本でも暑い夏に黒を飲みたいときにはいいかもしれませんが、ゆっくりと味わいたいから黒を飲みたいと思っている人にはお薦めできません。まー、東南アジアで飲むのがいいでしょう。
*ABCエクストラスタウト以外の黒
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ミネルバ スタウト濃厚でチョコのような余韻を楽しめるメキシカン・スタウト。
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価格
シンガポールのスーパーで350ミリの缶が2ドル(160円)ほど。
さいごに
やはり東南アジアの黒は薄かった。ボディーの感じとかは味わいが濃い黒かと期待をしましたが、やはり暑い国の黒ビールでした。まずいわけではないので、気候の問題ですかね。
暑い国でガブ飲みする黒ビール。