品薄で商品価値が高まる日本のウイスキー。特にサントリー、ニッカの上位ウイスキーは本当に見かけることが少なくなりましたし、見つけても価格が高騰しています・・
サントリーの代表的な山崎。ノンラベルで定価は4200円ほどですが、ウェブでは8000円から10,000円で販売されています。もう2倍です。
今回、ニッカより販売されているフロム・ザ・バレルを買ってみました。Amazonで3200円で買ったのですが、定価は2300円。定価より1000円高い価格でした。
まー、飲みたかったので1000円はあまり気にしていませんが、価格を知ると安い価格で買いたかったなー、と思ってしまいますね。
フロム・ザ・バレルは、熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーは、ブレンドの後、再貯蔵(マリッジ)されることで、異なるウイスキー同士が深く馴染み合います。再貯蔵の後、割り水をせずにそのままボトルに詰められた、アルコール分51%の個性豊かなウイスキー。
定価2000円台のウイスキーですが、世界のウイスキーでは金賞を受賞したりするウイスキーでもあります。同じ賞は”響21年”が受賞したりしているので、それなりの賞だと思います。
ウイスキーを飲む人が増えるのはいいですが、自分が飲めなくなるのは悲しいですよね。まずは日本国内供給をしっかりと補ってほしいなー。
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参考フロム・ザ・バレルの公式サイトはこちらです(外部サイト)
フロム ザ バレル(Nikka From The Barel)
シンプルな四角のボトルが非常にいいですねー!デザイナーの佐藤 卓氏は強くて濃いウイスキーを表現するのに小さい塊にしたいという思いから四角いデザインになっているようです。
デザイン性はありますが、ものすごくグラスへ注ぎづらいのが難点ではあります。まさに見た目勝負。
色
黄金色のボディのウイスキーです。
香り
アルコール度数が51%ありますが、まったくアルコールの臭さがなく果物のようなフルーティーな感じと一緒にバニラとスモーキーさも少し感じます。
味
マイルドで奥深いウイスキーです。バランスがとれていて、後味にほんのりとスモーキーな味わいを楽しめます。
加水してみると、フルーティーな香りがさらに広がり華やかです。味はさらに滑らかになり、バニラの甘みとチョコっぽいスモーキーな苦味が同時に押し寄せる感じです。
定価2000円台であれば、かなり美味しいウイスキーです。
*フロム・ザ・バレル以外のジャパニーズ
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イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ 秩父で生まれたマイルドでピーテッドなウイスキー。
日本のウイスキーといえばサントリー、ニッカ、などの大手メーカーが独占しています。 ハイボールの流れを作ったのはサントリーでもあり、ウイスキー人気に火をつけたのはニッカの創業者を語ったドラマですし、やは ...
価格
Amazonで500ミリのボトルが3400円ほど。
さいごに
バランスがとれて、味わいも抜群。本当に定価2000円台のウイスキーなのかと思うほど美味しいウイスキーです。Amazonのレビューも300件以上あり、認知度も高いようですが、上位ウイスキーよりは騒がれていないので今のうちに飲むのがいいかもしれません。話題になりすぎないこと祈ります(笑)
高級ウイスキーに負けません