スコットランドのウイスキーでスペイサイドと言われて、しっくりくる人もいれば、なんだそれは?ってなる人もいることでしょう。
スペイサイドはスコットランドの地名で、ウイスキーの中ではマッカランやグレンフィディック、グレンリベットなど、日本人が好きなウイスキーが多いですね。
華やかなで、とくに飲みやすいウイスキーであることが、ウイスキー初心者にもお薦めの1本です。
そして今回はスペイサイドのウイスキーの中でもクラガンモア12年を買ってみました。
メーカー自身が言っているのか、世の中で言われているのか、わかりませんがスペイサイドの至宝と言われているウイスキーのようです。
また創業者のジョンさんはすごい人みたいです。
クラガンモアを設立したジョン・スミスは元はグレンリベット蒸溜所の運営を任されていた人物で、グレンリベットの設立者ジョージ・スミスの婚外子だとも言われているのだが、その出自に関して詳しい事は分かっていない。
確かなのは敏腕の蒸溜所経営者だったという事で、彼はグレンリベットの他マッカラン、ダルユーイン、ウィショウ(1919年閉鎖)などの蒸溜所の運営にも関わっていた他、クラガンモアの設立当時にはグレンファークラス蒸溜所のリースを受けて運営していた。
クラガンモア12年(Cragganmore 12years)
渋いボトルラベルですが、創業者のジョンさんが好きだった鉄道を描いたラベルみたいです。
色
少し濃い目のボディーのウイスキーです。
香り
もっとフルーティーな香りだと思いましたが、ウッディな香りが際立っている感じがします。
味
華やかな旨味を感じながら、ほんのりとスモーキーな旨味を楽しむことができるウイスキーです。一言でいうと美味しいいですが、じっくりと味わうと複雑な深みがあって飲みにくいと思う人もいるかもしれません。舌が慣れてくると飲みやすいと私は感じます。
ウイスキー初心者も楽しめて、じっくりと味わいたい人でも楽しめる1本ではないでしょうか。
価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが4000円ほど。
さいごに
スペイサイドといってもマッカランのようなフルーティーで飲みやすいウイスキーではありません。じっくりと複雑な旨味を分解しながら楽しむことができます。
ウッディーで複雑な旨味が楽しめる