謎なウイスキー。
謎という言葉がつくだけで、なんだかそそられてしまいます。アイラ島の独立系ボトラーズであるフィンラガン。
フィンラガンに関しては、アイラ・ウイスキーを使っていること以外一切公表されておらず、どこの蒸留所の原酒を使っているのかは秘密のまま販売されています。
アイラ島のウイスキーであることは間違いないので、アイラにある蒸溜所8つのうちのどこかで造られているシングルモルトです。
そう、8分の1です。飲んでみてわかれば謎と言われることはありません。素人には特定なんてできませんね。
今回はフィンラガンより販売されているアイラウイスキー、オリジナルを買ってみました。
ウェブではオリジナルはカリラなんじゃないかという噂もでていますが、実際のところはどうなんでしょう。カリラは私が好きなアイラの1本なので飲めばわかるかも・・
フィンラガン オリジナル(Finlaggan Original)
スコッチにありがちなアイラ島の風景を思わせる海岸と文字です。シンプルです。
色
黄金色のボディのウイスキーです。
香り
やはりアイラ。ピートが効いた香りが広がります。が、少し弱めの香りです。
味
マイルドなアイラです。ラフロイグやアードベッグのような強烈なスモーキーな味わいではありません。本当にカリラのように口あたりはアイラの中では柔らかく、ゆっくりとピートが効いた味わいが広がります。
少し加水しても崩れない味わいで、さらに飲みやすくなります。やっぱカリラなんですねー。
*フィンラガン以外のアイラ
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家飲みウイスキーにお薦めの1本「カリラ12年」癖ある味にハマる。
癖のあるウイスキーの代表といえばアイラ島で蒸溜されているウイスキー達ではないでしょうか。ピートが効いていて香りが正露丸のような臭さが特徴です。私はこのピートが効いた臭いスモーキーウイスキーに本当にハマ ...
価格
酒屋やインターネット販売で700ミリのボトルが2000円ほど。
さいごに
謎なウイスキー。どこの原酒なのかわからないと知りたくなる、これが人間の悪いところです。美味しいからほっとけばいいのに、知りたくなってしまうんですね。フィンラガンは他にも種類があるので、他のも飲んで比較してみたいです。コスパもいいし、お薦めです。
コストパフォーマンがよいアイラ