北海道 札幌にあるノースアイランドビール
2003年よりビール醸造をスタートさせ、今では札幌市内の飲食店ではけっこう普及している札幌のクラフトビールです。まだ東京ではあまり見慣れないビールでしょうか。
醸造者はカナダで修行をしており、恩師からの「ビールは芸術(Beer is Art)」というコンセプトを持ってビールを造っているメーカーです。
このノースアイランドビールですが、基本商品6本セットが販売されています。北海道へ旅行へ行ったり、誰かからプレゼントをされたわけではなく、ノースアイランドビールを仕入れました。
マイブーム、ふるさと納税
日本に住んでいると住民税の支払いが必要なので、少しでも軽減できないかと思い、ふるさと納税の返納品でビールを選択することでビール仕入れ値を削減してました。
納税したのが北海道 江別市(えべつし)で、返納品がノースアイランドビールの定番商品6本セットとなります。
この箱でドカンと家に届き、要冷蔵シールが貼ってあるので、すぐに冷蔵庫行きです。冷蔵庫のスペースはビールが届く前に作っておくといいでしょう。
ノースアイランドのビールは基本的に日本人好みに造られているわけではなく、海外でも勝負できる味が力強く、ジックリとビールと向き合える商品が多かったです。
北海道の寒さでも楽しめる、イングランドで造られるようなビールに感じました。各ビールともに個性があって非常に楽しめます。
では、ノースアイランドビールの定番商品6本を飲みましたので紹介します。
IPA
まず1本目はIPAです。
イングランドのIPAみたいで、ローストされた麦、ホップの苦味を楽しませてくれるIPAです。
2019年はアメリカンなIPAにハマっていたので、ホップワールド全開でした。華やかなアメリカンと比較して、王道を走る味わいのIPAです。
じっくりとビールと時間を過ごせます。
ヴァイツェン
鮮度が保たれていたのもあるでしょうが、グラスに注いだ瞬間に泡が踊っていました。
ホワイトビール独特の甘みがある香りから、口に入れた瞬間にジワっと甘さが広がり、キレがりすぐに消えていきます。
キレがあるホワイトビールなので、余韻を楽しむというよりはゴクゴク飲むホワイトビールです。
スタウト
スタウトも泡が活きているかのように、泡が踊っていました。
ポーター系のローストされた麦の甘さが広がり、じわりとじわりと苦味が広がり、落ち着いていきます。
後味にはキャラメルのような甘みが残り、時間をかけてゆっくりと楽しむことができるスタウトです。
ピルスナー
特徴を出すのが難しいピルスナーですが、麦の味わいが楽しめます。
日本のビールによくある、食事と一緒に楽しむピルスナーというよりは、ビールだけで楽しめるピルスナーです。
コリアンダー ブラック
口に入れた瞬間にローストされた麦の甘みが広がり、じっくりと味わいを楽しむことができます。
コリアンダー・・私の舌では敏感に感じ取ることはできませんでしたが、ほんのり柑橘っぽい味がのこるかなー
あまり日本にない黒とコリアンダーのコラボです。
ブラウン エール
ノースアイランドの創業者社長がイチオシです。
ローストされた麦の甘み、ホップの苦味、この両方のミックスが非常に心地よいビールです。
また海外の味濃いビール、日本のキレがあるビール、この両方の特徴が生かされたビールでもあります。
さいごに
ふるさと納税の制度がなければ、一生飲むことがない日本のビールのひとつだったと思います。
隠れた美味しいビールとはまさにこのこと、ノースアイランドのビールたちは本当に美味しいビールでした。
札幌に住んでいたら、外飲みの最初の一杯にノースアイランドのピルスナーあたりを飲んでいると思います。