アメリカを代表するクラフトビール醸造所として成り上がったファウンダーズ。今回はファウンダーズが創業初期より季節限定醸造として造っていたポーターを買ってみました。
醸造所が大きくなるにつれて生産が追いつかなくなり、生産を中止、第二工場を設立して復活、とファウンダーズの中でも歴史がある商品です。
チョコレートモルト、キャラメルモルトを使ったポーターなので日本では発泡酒の位置付けになりますが、世界のビールサイトでは世界トップ3のポーター(黒ビール)と評価されたりもしています。
世界のビールサイトで高評価を受けているビールといわれると、飲むのが楽しみになります。私の舌でも世界の味を感じることができるのか心配でもありますが(笑)
ポーター以外のファウンダーズのビールたち
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参考ファウンダーズの公式サイトはこちらです(外部サイト・英語版のみ)
ファウンダーズ ポーター(Founders Poter)
昔ながらの古ぼけた人物画がラベルになっているので、少し不気味な感じもします。クラフトビールならではの自由が生んだラベルになっています。
色
漆黒のボディにきめ細かな泡が立ち上がり、ビールのシルエットが美味しそうに見えます。
香り
飲む前からローストされた麦の苦さがわかるような苦みを感じるアロマが広がります。
味
苦い!でも美味しい。
コーヒーのエスプレッソのように凝縮されたローストされた麦の旨味がガツンと広がります。苦味をしばらく舌で感じながらユックリと苦味が引いていくのを待つ時間が心地良いです。かなり玄人向けのポーターです。
価格
酒屋やインターネット販売で350ミリのボトルが600円ほど。
さいごに
クラフトビールならではの特徴がある味の濃いポーターでした。さすが世界中で評価をされるビールだけあって苦味の癖があっても美味しいです。黒ビール初心者には苦味がキツイかもしれませんが、黒が好きな人には1度は挑戦してもらいたい1本です。
★★★★☆:苦味がガツンと広がる
2020年1月追記:今では日本では販売されていない(輸入されていない)ビールのようです。