「みんなのハワイアンズ」という施設を知っていますでしょうか?私は知りませんでした・・・この施設内で造られていたのが、伊豆の国ビールだったのですが、施設は2017年に閉園しています。
いまでは「みんなのハワイアンズ」の運営を”時之栖(ときのすみか)”という会社がしています。この会社は御殿場高原ビールを造っている会社です。
同じ静岡県内のビール会社が助け合って経営を維持させているんですね。なので継続して「みんなのハワイアンズ」でのビール醸造が続いています。
さて、この伊豆の国ビールですがもともとは2010年にヨーロピアンスタイルのビールを目指して造り始めた醸造所です。こだわりの原材料はドイツ、フランス、イギリスのヨーロッパより取り寄せています。
もしや、原料のコスト高での経営が傾いた・・・まー、真実はわかりませんが。
造られているビールの種類はピルスナー、スタウト、ヴァイツェン、エールの4種類です。施設内のレストランではサーバから注がれるビールもありますが、近くに住んでいないと缶ビールです。
今回は、ふるさと納税の返納にて全種類の伊豆の国ビールを飲みましたのでまとめてみました。
スタウト
伊豆の国ビールのスタウト、なかなかやります。
ヨーロッパを目指したビール会社だけあって、ヨーロッパで飲めるスタウトにかなり近いです。時間をかけてゆっくりと味わえるスタウト・・日本にはそうそうありません。
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伊豆の国ビール スタウト 濃厚な味わいを楽しむことができる黒ビール。
静岡県のクラフトビール会社である伊豆の国ビール。今回は味の特徴がでやすいスタウトを買ってみました。 伊豆の国ビールはメーカーとしてヨーロッパ系のビールを造っているので、私の思い出のスタウトであるギネス ...
ヴァイツェン
ヴァイツェン、ホワイトビールですね。日本では大手ビール会社が販売していないので、馴染みがないビールのひとつです。
ドイツのような独特の甘みがあるビールではありませんが、バランスが取れていて飲みやすいです。女性的なビールといってもいいでしょう。
たまにいつものピルスナー系のビールから離れたいときに、少し飲むのがオススメです。
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伊豆の国ビール ヴァイツェン 口あたりがマイルドで飲みやすいホワイトビール。
静岡県のクラフトビール伊豆の国ビール。 今回はヴァイツェンを買ってみたのですが、伊豆の国のビールは本格的なヨーロピアンスタイルを目指しているようで、ヴァイツェンは南ドイツのへーフェヴァイツェンのように ...
ピルスナー
よくある日本のビールです。どうしても日本っぽいピルスナーになりますよね。ガンガン飲めちゃうタイプです。
ヨーロピアンスタイルを目指すのであれば、麦の味わいを強くしたピルスナーを造ると面白いのになー。日本では売れないスタイルなのかもしれません。
ザ、定番。
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伊豆の国ビール ピルスナー 麦の深みを味わうことができるビール。
静岡県にあるクラフトビール伊豆の国ビール。2010年に創業してから他の会社に買収され、波乱万丈なビール人生を送っている会社です。 伊豆の国市という市があることも初めて知りましたが、まったく聞いたことも ...
スコティッシュエール
伊豆の国ビールの中で、もっともヨーロピアンスタイルだと思ったビールです。
口に含んだ瞬間から麦の味わいが広がり、ホップのハーモニーを感じます。甘みがあるのもイギリスエールの特徴でしょう。日本にはあまりないタイプのビールで、本格的なエールにちかいです。
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伊豆の国 スコティッシュエール 日本でも美味しいエールを楽しめます。
2010年に誕生した静岡県の伊豆の国ビール。 誕生から5年後の2015年、新商品ビールとして造られたのがスコティッシュエールです。 私はまったく静岡県に縁もゆかりもなく、まったくどんな場所なのかわかっ ...
さいごに
伊豆の国を調べているとパノラマビューという素晴らしい場所があるんですね。あまり写真とかを見て行ってみたいと思ったりしませんが、行ってみてもいいかなーと思ってしまうほど、素晴らしい景色です。