2019年の年末に発見した山崎12年です。
山崎ファンの方はすでにご存知でしょうが、山崎はレア物とかしています。私も山崎12年を店頭で販売しているのは、麦伝説(当ブログ)を始めてからは初めて見ました。
もう飲むことができないウイスキーのひとつと思っていましたが、たまたま近所の酒屋で50ミリで3本までということで販売されていました。もちろん、3本買わせて頂きました。
買ったらすぐに飲みたい・・・という気持ちを抑えて2020年の正月に開封。
これまでノンビンテージ、18年の山崎を飲んでいますが、同じタイミングで飲まないと味の比較をできる能力を持っていません。
ノンビンテージより18年のほうが美味しかったと思いますが、年数が違えば美味しさの質もことなることでしょう。今回の12年も同じく他の山崎と比べても質がことなるウイスキーだと思います。
ちなみに公式サイトには山崎12年のコメントがありました。
繊細で上品なテイストの日本を代表するシングルモルト。飲み飽きず、幾重にも押し寄せる複雑な香味が、世界を魅了しつづけています。
間違いなく世界を魅了する1本なのでしょう。毎年のように世界のウイスキーコンテストで賞を受賞していますし、日本ですら手に入れることが難しい商品です。シンガポールのドン・キホーテで発見したときは定価の8倍くらいになっていました・・・
いやーー、新年早々に素晴らしいウイスキーを手に入れ、飲むことができますね!!
山崎12年(Yamazaki 12years)
ゴールドに近いラベル、高級感があり、プレミア感が充実したラベルになっています。
色
黄金色のボディのウイスキーです。
香り
公式サイトのコメントでは複雑な香りとなっていましたが、私には複雑さがわかりません・・むしろものすごくフルーティ感があり、マイルドさを感じさせる香りです。
味
やば、激うま。めちゃくちゃマイルドで、ゆっくりと味の奥深さが広がっていきます。余韻がめちゃくちゃ長く、少しづつ味が変わっていきます。ほんのりスパイシー、そしてフルーティ、ゆっくりとスパイシーとフルーティが混ざっていきます。
*山崎12年以外のシングルモルト
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イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ 秩父で生まれたマイルドでピーテッドなウイスキー。
日本のウイスキーといえばサントリー、ニッカ、などの大手メーカーが独占しています。 ハイボールの流れを作ったのはサントリーでもあり、ウイスキー人気に火をつけたのはニッカの創業者を語ったドラマですし、やは ...
価格
酒屋のカクヤスで50ミリのボトルが800円ほど。
さいごに
山崎12年、これはすごいです。世界で評価されるのはわかります。まず誰が飲んでも飲みやすい、味わいが複雑そうでシンプル、とにかくわかりやすいウイスキーです。750ミリのボトルが定価で買えるのであれば、いつも手元に置いておきたいウイスキーです。
激うま、奥深さが最高!